今回は、風の女子スタッフおすすめの良店をご紹介します!
東京・幡ヶ谷にあるモンゴル料理「青空」さん。都内でも数少ないモンゴル料理の居酒屋。以前映画でチンギス・ハーンに扮した俳優・浅野忠信さんが新聞にお気に入りのお店として紹介したこともあるお店(!)とのこと。
野菜が豊富な内モンゴルの伝統的な家庭料理を日本人の口に合うようにアレンジし、羊肉をより食べやすい形で提供している、羊肉を主体としたお店です。
お店は京王新線・幡ヶ谷駅から徒歩2-3分程度。ちょっと路地に入ったビルの2階にあり、もしかしたら最初は、女性同士ではちょっと入りにくい雰囲気かもしれません。怖気づいて引き返さずに、ここはぐっと勇気を出して、ぜひ入店を。
こちらの大人気メニューは、なんと!?カレー。本来モンゴルにはカレーはありませんが、アジアンカレーをモンゴル風にアレンジしている、店長自慢の「青空特製カレー」はとっても美味しい~。
ココナッツミルクのこくと香りが印象的で、見た目はタイカレーに近いのですが、ニンニク、玉葱、羊肉とじゃがいもがたっぷりはいって、羊のダシがよく効いており、クセもなく、とても濃厚な味のスープです。辛さは1~5まで選べます。この美味しさはなかなか言葉では表現できませんが、とてもオリジナリティのあるカレーです。
ちなみに私はお肉はどちらかという普段からほとんど食べず、羊も決して得意ではありませんが、美味しくいただきました。「ひつじ」さん独特のクセは強く主張しておらず、爽やかで食べやすいお味です。風の旅行社カレー部の、カレー好きスタッフたちも納得の美味しさ。ぜひ一度食べてみてください。
(上段左から、チャンスンマハ、蒙古ボーズ、ホーショール
下段左から、串焼き、蒙古サラダ、馬乳酒&ヨーグルトほか)
もちろんカレーだけではなく、他にもおいしい料理がたくさんあります。
〇チャンスンマハ(骨付きの羊の茹で肉)
本来は塩だけで茹でるところを、八角というスパイスやしょうがなどを加えたりしているそうで、非常に柔らかく、羊独特の臭みは全くありません。そのままでも美味しいけれど、一緒についてくるピリ辛タレにつけるとさらに美味しさUP。
〇蒙古ボーズ(小龍包)
浅野忠信さんお勧めの一品。外モンゴルのボーズというよりは小龍包。スープがジューシーでお肉も臭みがないです。羊の味わいがぎゅっと詰まってて美味しい。
〇ホーショール(小麦粉を練った生地でひき肉などを包み油脂で揚げたもの)
羊肉を使った、揚げ餃子風の食べ物。野菜がたっぷりと入っていて、かなり食べやすいお味。肉肉しくないので餃子感覚でペロッと食べられます。
〇串焼き(ラム・ラムタン・鹿・ハツ)
香辛料が結構付いているのでスパイシーです。複雑なスパイス使いが食欲をそそります。羊肉は熱いうちに食べるのが鉄則!羊肉の柔らかい歯触り、独特の良い香り、口に広がる旨味が楽しめます。
〇蒙古サラダ(チーズ入りサラダ)
角切りチーズ・大根・人参・きゅうりなどが入っています。クセのないチーズであっさりいただけました。
〇千切り豆腐サラダ
水分を飛ばしたお豆腐が、まるで、そうめんと春雨の中間のような食感です。 ごま油を効かせた、ドレッシングが食欲をそそります。
〇馬乳酒
ヨーグルトのうわずみに似ています。サラサラしていて爽やかで飲みやすい(らしい)。
〇青空自家製蒙古ヨーグルト(甘くない飲むヨーグルト)
自家製のヨーグルトは、そのまま飲むサラサラしたドリンクタイプのもの。余計な甘味は加えてなく、ピリピリした酸味も感じられ、おなかへの効きが良さそうです。(実際良かったです)
しかも、どのお料理もリーズナブルなのが嬉しいです。店内を見渡せば、内モンゴル人から外モンゴル人の方々、モンゴル料理好き、羊肉好きであろう常連さんらしい顔ぶればかり。羊肉大好き!という方にはきっとたまらないお店なのではないでしょうか。
そんな、モンゴル好きの方にはもちろん、モンゴル料理が気になる!という方、こちらのお店で、10月14(水)の夜に『旅×食×音』をテーマに「馬頭琴・ホ-ミー奏者岡林立哉さん」を招いたイベントを行うことが決まりました(詳細はこちらから!)。
ちなみにこのお店は日本各地を旅している岡林さんも「日本一おいしいモンゴル料理屋」と絶賛しているそう。なかなか一人では行けないなぁという方、ぜひこの機会にお越しください。おいしいモンゴル料理と素敵な音楽をみなさんで楽しみましょう!
【イベント(女性限定)情報はこちら】
10/14(水)風サロン・チャイハナ(第2夜)〜 モンゴル 旅・食・音 〜
【関連読み物】
旅のヒント●おいしいモンゴル実践編・ボーズ