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あの憧れの原野を馬で往く
ミズナラの森、小川沿い、牧草地、廃線跡などでホーストレッキングを楽しめるムツ牧場。海岸の波打ち際やモンゴルのような丘など、抜群のロケーションの中で外乗できる北太平洋シーサイドライン乗馬クラブ。道東に位置する2つのクラブをハシゴし、北の大地で変化に富んだ乗馬を満喫します。
背中に乗せてくれるのは、道産子など比較的小型で気性の優しい馬ばかり。モンゴル乗馬に慣れている方にもピッタリです。可憐な山野草はもちろん、タンチョウヅル、キタキツネ、エゾシカ、オジロワシ、エゾリス、ノウサギなどの野生動物が騎乗者の目を楽しませてくれることでしょう。
このツアーもう一つのテーマは、ムツゴロウさんこと畑正憲氏の軌跡を辿ること。当時、テレビで放映されていた北海道での生活に憧れを感じた方も多いのではないでしょうか。実はかの有名な動物王国には、このような経緯がありました。
『娘を生物に深く触れさせて育てたところ、魚の命を奪って食べることを拒絶するようになったことに衝撃を受け、もっと深く生の自然に触れさせて、表面的な生き物好きの精神の虚弱さを払拭させて育てることを決意した。1971年、東京を離れ、北海道厚岸郡浜中町の嶮暮帰島に移住。さらに対岸の浜中町に移り1972年に「ムツゴロウ動物王国」を開園。1979年には標津郡中標津町にも広大な牧場やログハウスの自宅を有したムツ牧場を開園。ここで多くの動物を飼育しながら文筆生活を送るうちにヒグマとの生活を描いたエッセイや、天然記念物に指定された動物の保全の現状を追跡したルポなどで文壇での成功をおさめる。』(引用:Wikipedia)
長い歴史の中、浜中のムツゴロウ動物王国は中標津町へ移動し馬を中心としたムツ牧場へと形を変えていますが、人と馬たちが共に生きるスピリットは変わりません。
最終日の乗馬終了後には牧場スタッフとの小さなお茶会をセッティングしていただく予定です。この機会に、動物との付き合い方の秘訣やムツゴロウさんとの思い出などを伺ってみましょう。コロナの状況やタイミング次第ではありますが、「もしかしてもしかすると、ムツゴロウさん本人が顔を出すこともあるかも?? しれません」とのことで、企画者も大いに期待を寄せています。
また、今回は浜中のムツゴロウ動物王国跡地も訪問し、その広大で自然豊かな敷地をネイチャーガイドの案内で歩きます。2時間ほどのトレッキングでは様々な植物や野鳥、波打ち際の地層などを観察できるほか、見晴らしの良い高台にはヒグマのどんべえや道産子のゴンベなどの墓標も残ります。手を合わせ、在りし日の姿を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。
現地乗馬プログラム
ムツ牧場 (むつぼくじょう)
1971年、北海道で生活を始めたムツゴロウさんは、優しくてたくましい北海道の馬「道産子」の素晴らしさに魅かれ、ゴンベとポンコという二頭の馬を飼いました。その血を脈々とひきついだ馬たちは、現在も広い空の下、ゆったりと暮らしています。ムツ牧場では、どなたにでも楽しんでいただける乗馬を目指し、心と手をかけた馬を育てています。
引き馬のコースはあえて設定していません。乗る時間だけが乗馬ではなく、鞍付け、片付け、馬とのコミュニケーションまで、すべてを経験し、本当の乗馬の楽しさを知っていただきたいと考えているからです。北の広い空の下、あなたも馬に乗ってみませんか? そして、ムツ牧場の馬たちと友達になってみませんか?
現地乗馬プログラム
北太平洋シーサイドライン乗馬クラブ (きたたいへいようしーさいどらいんじょうばくらぶ)
道東の北太平洋シーサイドライン上にあり、海岸、林間の両トレッキング、草競馬、競技会出場の為のレッスンまで、色々なコースに対応します。また、乗用馬の生産、育成、調教もしています。
スタッフ一同皆様に馬の可愛さ、乗馬の楽しさを知ってもらい、一人でも多くの乗馬ファンを増やせたらいいなぁと思っています。初心者から上級者まで大歓迎です。一緒に乗馬を楽しみましょう。
・ヘルメットやチャップス、長靴などは現地で無料レンタル可能です。
・乗馬時間、プログラムは天候や馬の状態などにより予告なく変更となる場合があります。
・ムツ牧場でのお茶会は、コロナ等の状況により中止もしくは形態を変化する場合があります。