ムスタンの大祭「ティジ」も見学

歩かずに行く 禁断の王国ムスタン探訪11日間

ムスタン王国の都・ローマンタン

西チベットのような荒涼とした大渓谷

チャンパゴンパの貴重な曼荼羅

河口慧海ゆかりの家

白い街並みが印象的なマルファ

古の交易路ジョムソン街道とニルギリ峰

河口慧海がチベット語を学んだツァラン

数百mにも及ぶメンダン(マニ壁)

出発日設定2024/05/01(水)
旅行代金848,000円
出発地東京・大阪
POINT
  • ジープ移動で「歩かずに」ムスタンを訪れます
  • ローマンタンに連泊し、ムスタンのお祭「ティジ」も見学
  • 周辺の見所「マルファ」「カグベニ」にも訪問
  • ダウラギリ、ニルギリなどのヒマラヤ展望にも期待!
早割90&120
詳細

禁断の王国・ムスタンへ!

ネパールの北部、中国チベット自治区との国境地帯に位置するムスタンは、チベット仏教を奉じる王国として、またチベット高原とネパール・インドとを結ぶ「塩の路」(ソルト・ロード)の要衝として何世紀にも渡り栄えてきました。18世紀末にネパール領となりますが、その後も2008年まで「潘王国」として自治が許され、外国人の入域が制限されてきたため、伝統的なチベット文化を色濃く残すタイムカプセルのような場所でもあります。特に中国領となったチベット(自治区)では文化大革命などにより破壊された中世チベットの貴重な密教壁画(マンダラ)が大量に残されていることでも知られています。

かつては馬や徒歩で長時間かけて訪れていたこの地も、近年ではジープ道が通じたため、歩かずに短期間で訪れられるようになりました。チベット版大蔵経を求め日本人として初めてチベットのラサに足を踏み入れた僧侶・河口慧海もムスタンのツァランに滞在し、チベットへの潜入ルートを探った(後に断念しドルポルートで潜入に成功)日本人にもゆかりのある地域であり、道中には断崖絶壁や土林に築かれた無数の修行窟、古い僧院、仏塔門があり、古い城砦都市の周りには麦畑や蕎麦畑が広がります。道中からはダウラギリ、ニルギリといったジョムソン街道の名峰群の展望もお楽しみいただけます。

5月は毎年春に行われる「ティジ祭り」に合わせた特別企画です。
※夏、秋にも別ツアーを企画中。
企画&添乗予定スタッフ

東京本社

中村 昌文 (なかむら まさふみ)

企画販売部。幼少のころから中国・シルクロードに憧れ、学生時代にはバックパックを担いで中国や東南アジアへ貧乏旅行へ。その後、留学生価格で中国を旅行するため大学を休学し北京に1年半の語学留学。風の旅行社入社後は2001年、2004年に夏のチベット短期駐在員も経験。チベットのカムやアムド(四川省、青海省、甘粛省など)、ブータンやラダックを含むチベット文化圏を中心に企画や販売を担当。19-20世紀の「グレートゲーム」、シルクロード史やチベット史、仏教美術に特に興味を持つ。
好角家で、風の「相撲部長」を自認。最近の推しは宇良、若隆景、熱海富士。狩猟免許(罠)所持。

ツアー関連情報

添乗報告記●【ジープで行く】禁断の王国・ムスタン探訪10日間(2018年8月)
ネパールの中のチベット ムスタン 古のキャラバンルートを辿る

高所レベル
レベル表記について
日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

東京・大阪乗継地カトマンズ

午前:東京(成田)・大阪(関西)より空路、乗り継いでネパールの首都カトマンズへ。

夕刻:到着後、日本語ガイドがお迎えし車でホテルへ。

ホテル
2日目

カトマンズポカラ

午前:河口慧海も滞在したチベット仏教の聖地・ボダナートを訪れます。巡礼者と共にネパール最大の仏塔をコルラ(周回)し、旅の安全を祈念しましょう。(ムスタン入域のパーミットを取得します)

午後:国内線でポカラへ。到着後、フリータイム。レイクサイドでのお買い物や散策をお楽しみください。

ホテル
3日目

ポカラジョムソンカグベニ

午前:国内線でジョムソン(2,720m)へ。

午後:ジープで川沿いを走り、旧ムスタン王国への入り口・カグベニ(2,810m)へ。到着後、カク・チョエデと呼ばれる寺院などを見学します。[走行=約2時間]

(国内線が飛ばない場合は、ジープでジョムソンを目指します)

ロッジ
4日目

カグベニローマンタン

終日:いよいよ特別許可が必要な旧ムスタン王国へ突入です。途中で高度順応を兼ねた休憩やフォトストップをはさみつつ、一気にムスタンの最深部に位置するかつての王都ローマンタン(3,760m)を目指します。[走行=約9時間]

ロッジ
5日目

ローマンタン

午前:ローマンタン滞在。ローマンタンで唯一「僧院」として機能しているチョエデゴンパ、2代目国王・アングンサンポが創建し、堂内は圧巻のマンダラで埋め尽くされているチャンパゴンパ(ラカン)、ムスタンで最大のお堂があるトゥプチェンゴンパ(ラカン)などを見学します。

午後:ティジ祭の1日目を見学します。

※観光の順番は現地事情により入れ替わる場合があります

ロッジ
6日目

ローマンタン

午前:チベットとの国境にほど近い、ローマンタンの北側に位置するエリアへも足を伸ばし「ローオケンチェン(ロー国の大和尚)」と呼ばれた名僧ソナムフントゥプ由来のニプ・ゴンパ、かつての瞑想窟などを訪れます。

午後:ローマンタンでティジ祭の2日目を見学します

ロッジ
7日目

ローマンタンツァランガミ

午前:ティジ祭の最終日を見学します。

午後:かつて河口慧海がチベット語を学んだロー地方最大の村・ツァラン(3,560m)へ。ムスタンの初代王・アマパルが開いたゴンパや、貴重な宝物や仏像が安置されているかつての王宮を訪問します。その後、ジープでガミ(2,720m)へ。仏教伝来以前にこの地を支配していた魔女をグル・リンポチェが退治した事が由来とされる真っ赤な断崖や、300mもあるメンダン(マニ壁)がご覧いただけます。[走行=約3時間]

ロッジ
8日目

ガミジョムソンマルファ

終日:ニルギリやダウラギリなどのヒマラヤを正面に眺めながら、ジョムソンを経由してマルファ(2,670m)へ向かいます。
途中、時間があればカリガンダキ川沿いで休憩し、ビシュヌ神の化身とされるアンモナイトを探してみましょう。マルファでは、リンゴ園やゴンパ(僧院)、河口慧海ゆかりの家を訪れます。[走行=約7時間]

ロッジ
9日目

マルファポカラ

終日:車でジョムソン街道を南下し、ポカラへ戻ります。荒涼とした高原から緑豊かなジャングルへと、ダイナミックに移り変わる車窓風景をお楽しみください。[走行=約7時間]

ホテル
10日目

ポカラカトマンズ

朝:国内線でカトマンズへ。到着後、カトマンズのホテルへ。チェックイン後、フリータイム(ホテルのお部屋は出発前までご利用できます)。

夕刻:係員と共に車で空港へ。空路、乗り継いで帰国の途へ。

機内
11日目

乗継地東京・大阪

午後:東京(成田)・大阪(関西)到着。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2024/05/01(水) ¥848,000 東京・大阪 終了 受付締切
最少催行人員 8名 (定員12名) 添乗員 添乗員が同行します。 添乗員は東京から同行します
利用予定航空会社 大韓航空
利用予定ホテル

<カトマンズ>ハイットリージェンシー、ラディソン、ソルティープラザ
<ポカラ>レイクサイド・リトリート、トレックオテル
※ホテルはいずれもバスタブのないシャワーのみの部屋になる場合があります
<その他>ロッジ(男女別の相部屋)
※ご夫婦やご友人同士など、2名参加の場合は2名で一部屋をご利用いただきます

一人部屋追加代金 63,000円 (ホテル泊)
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
(基準日2023年11月1日)国際線37,000円 ※ネパール国内線は旅行代金に含んでいます。

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 査証(ビザ)申請時に有効期間が6ヶ月以上の旅券(パスポート)が必要です。
各国空港税/査証

・成田空港使用料:3,010円
・関西空港使用料:3,100円
・国際観光旅客税:1,000円
・韓国空港諸税:22,000ウォン(約2,500円)
・ネパール空港諸税:4,130ルピー(約4,620円)
・ネパール付加価値税:航空券によって異なります(目安:10,000円前後)
(2023年11月1日現在)

このご旅行にはネパールの査証(ビザ)が必要になります。
ムスタン地域への入域許可申請のため日本での事前申請をお願いしております。

査証代金
・ネパール滞在15日以内:10,600円(実費4000円+手数料6600円)
・ネパール滞在30日以内:12,600円(実費6000円+手数料6600円)
※外国籍の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますのでご確認ください。

ビジネスクラス追加代金 お問い合わせください
その他

・ポカラ/ ジョムソン間の国内線は、天候等により遅延や欠航することがあります。欠航の際は、ジープをチャーターして移動する等、日程を変更します。
・寺院の修復中や堂守がいない、寺院の行事等の理由により、訪問先が変更になる可能性があります。
・ジープ道はかなりの悪路となり、車に弱い方、高所恐怖症の方にはお勧めできません。ワイルドドライブを楽しめる方のみご参加ください。
・名古屋、福岡発着はお問合せ下さい。

・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。

お申し込みの流れはこちら

ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2024/05/01(水) ¥848,000 東京・大阪 終了 受付締切

いってきました!

出発日:2018.11.06

評価:

ムスタンの話があまりなく訪問も最初は期待してなかった名ですが、行ってみて「予想外」に興味ある所だと感じました。もっと力を入れて見どころ(穴居遺跡や寺院など)紹介してもよいのではと思いました。

出発日:2018.08.10

評価:

雨などの状況で空路が陸路に変更になったりしましたが、貴重な経験が出来ましたし、道中に十分楽しめました。あの悪路を進めるドライバーさんたちのスキルの高さに、脱帽です。ローマンタンでは当時のままの壁画が残っていて、感動しました。一方、近藤氏の病院など日本人が頑張って開拓した分野で、後継者がなく衰退している様子は少し寂しくもありました。天候の状況で滞在期間が少なくなってしまったり、行けないところがあったりと、心残りな部分もあり、いつかまた機会があれば再訪したいと思っています。

東京と大阪と中継で結ぶことができたら、東京のみの開催の講義なども大阪で参加できていいなと思います。

出発日:2018.08.10

評価:

ポカラ→ジョムソン間がフライトキャンセルで車移動となったが、楽しい経験だった。意外と往路はジープを組み込んでも良いのかもしれないと思う。実際に出来るかどうかは解らないが、ローマンタンの朝のプジャ見学が出来たら楽しそう。カトマンズに帰ってからの観光について柔軟に対応して頂き、感謝。特に朝のボダナート観光に会社の車を出して、添乗員さんとガイドさんに付き合っていただき、ありがたかった。Enjoyしました。

出発日:2018.08.10

評価:

ポカラージョムソン間の飛行機が飛ばなかったり、道が崩れたり、車で川を渡ったりといろいろありましたが、非常に楽しい旅でした。
それは旅の途中で出会った人が皆やさしく、また一緒に旅したみなさんが素敵な方ばかりだったからかもしれません。この先もずっと心に残る旅になりました。

以前からムスタンに行きたいと思っていて、今回「ジープで行く」という言葉に飛びついて参加しました。なんとなく「楽に行けるようになった」と勝手に思っていたところがあったので、パンフレット等で冒険色を少し強めてご紹介いただいた方がいいかもしれません((同じようにムスタンに憧れている方が多いはずなので)

出発日:2018.08.10

評価:

ツアーメンバー、現地スタッフの方々も皆穏やかで楽しく、全行程楽しめました。サバイバル感が強く、なかなか他社のツアーにはないコアな感じが良かったです。添乗の中村さんお世話になりありがとうございました。

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