アムチ小川康さんと歩く

【現地集合】奥会津・只見町で芍薬などの薬草を学ぶ 2日間

芍薬の根

シャクヤク・イメージ

収穫した芍薬の根

剱岳とシャクヤク・イメージ

シャクヤクの苗

シャクヤクと剱岳・イメージ

小川さんのくすり講義

出発日設定2024/10/01(火)発
旅行代金57,800円
出発地只見駅
POINT
  • ★奥会津・只見町で生薬としての芍薬を育てている渡部和子さんの話をお聞きします。
  • ★小川さんのミニセミナーと講座も楽しみです!
詳細

~奥会津・只見町でアムチ小川さんと渡部さんに学ぶ、薬草の旅~

アムチ小川さんと福島・只見町に生薬として芍薬を育てている渡部和子さんを訪ね、芍薬などの薬草を学ぶ旅です。

小川さんより
今回のテーマは芍薬。登山時に足の痙攣に効く特効薬(ツムラ68番)は芍薬甘草湯。婦人病の妙薬といえば当帰芍薬散。風邪の引きはじめに服用する葛根湯にも芍薬は配合されています。その有効成分はペオニフロリンであると解析されています。さらには芍薬だけにとどまらず、そこから広がる薬草、歴史、民俗学、大自然の世界へとみなさんをご案内します。舞台は奥会津の只見。奥深い山里には古代から受け継がれている「智慧」がひっそりと息づいているかもしれません。

5年前の二月、講演会の御誘いをうけて雪深い只見を訪れ、地元の人たちと夜遅くまで語りあいました。そして今回は秋の只見をみなさんと訪れたいと思います。紅葉にはまだ早い季節ですが、只見の大自然を満喫し、地元の人たちと触れあい、民間医療だけにとどまらず、只見に伝わる「生きる知恵」について学びます。

〜只見の昔話です〜
今から56年前の11月の連休に、奥会津只見町の名峰、会津朝日岳を登りにいきました。紅葉真っ盛りの時期で、イワナが川岸で産卵する姿を見つけ、林の中のブナの切り株にびっしりと生えているナメコも採ることができ、今でも鮮やかに映像として想いだせる原体験でした。2泊3日の山行(ルート開拓)でしたが、3日目の夕方には持参したレーション(食料)が尽き、登山口の白沢にやっとの思いで辿り着いた時、小さな雑貨さんを見つけ、なにか食べ物を買おうとしてお店に入ると、母親くらいの年ごろのおばさんが「どこから来たの?」と薄汚い登山着すがたの僕たちに聞いてくれました。会津朝日から下山したことを告げると「今、キノコご飯を炊いたから、食べていきなさい」と誘っていただきました。たっぷりと頂いた後「泊まっていきなさい」と、僕たちのことを見透かすように云ってくれました。仏間で泊めていただいたのですが、仏壇には軍帽を被った若い男性の写真が飾られていました。そういえば、おばさん一人きりの家でした。
その後、なんのお礼もできずに十数年ほど前、白沢を訪ねたのですが、そのお店はどこにも見つけることができませんでした。それだけが只見での唯一の気がかりです。
奥会津の只見は、日本一、いや世界一自然の美しい場所だと、今でも思っています。

風の旅行社 水野 記

東洋と西洋の医学を薬学で結ぶ情熱の薬剤師

小川 康 (おがわ やすし)

富山県出身。1970年生まれ。「森のくすり塾」主宰。東北大学薬学部卒。薬剤師。元長野県自然観察インストラクター。薬草会社、薬局、農場、ボランティア団体などに勤務後、 99年1月よりインド・ダラムサラにてチベット語・医学の勉強に取り組む。2001年5月、メンツィカン(チベット医学暦法学大学)にチベット圏以外の外国人としては初めて合格し、2007年卒業。晴れてチベット医(アムチ)となる。チベットの歌や踊りにも造詣が深い。2009年7月小諸に富山の配置薬を扱う「小川アムチ薬房」開店。(現在は「森のくすり塾」に改称、長野県上田市野倉に移転、開業)2015年3月、早稲田大学文学学術院を卒業。修士論文のテーマは「薬教育に関する総合的研究」 著書:『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』(径書房)『チベット、薬草の旅』(森のくすり出版)

『チベット医・アムチ小川の「ヒマラヤの宝探し」』を風の旅行社社サイト内で連載中。

担当講座一覧

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

只見駅旅館楢戸旅館

午後(14:30頃):JR只見線・只見駅集合

集合後、小川さんと宿に荷物を置き徒歩にて、只見町で芍薬の栽培をしている渡部和子さんの芍薬の畑へ。

和子さんより芍薬の栽培と収穫の話を伺います。

その後、徒歩にて旅館「みな川」へ。

夕食後、小川さんの薬草としての芍薬のミニセミナー。

※渡辺さんも参加してくれます。

旅館
2日目

旅館只見町公民館 農家レストラン 三石神社登り口 三石神社 只見駅

午前(08:50):旅館のロビーに集合。

徒歩にて、只見公民館へ。

到着後、小川さんの芍薬などの薬草講座。

※この講座には、只見町の方々も参加します。

終了後、鈴木サナエさんの農家レストラン「山響」にて地元の食材を使った昼食を取ります。

昼食後、車にて三石神社登り口へ。

植物や木々を観察しながら、三石神社を参拝します。

参拝後、車にて「みな川」へ。

荷物をまとめて、只見駅まで歩き、買い物などをお楽しみください。

16:20頃、只見駅にて解散。

※JR只見線の小出行は16:31発です。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2024/10/01(火)発 ¥57,800 只見駅 終了
最少催行人員 6名 (定員10名) 添乗員 添乗員が同行します。
利用予定ホテル

旅館 みな川

その他

※JR只見駅までの往復交通費が必要となります。
※基本的に、2~3名様の相部屋利用になります。
※ご夫婦での個室利用、及び一人部屋希望の場合はお問合せください。
※より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

お申し込みの流れはこちら

ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2024/10/01(火)発 ¥57,800 只見駅 終了