~崎尾均先生に学ぶ、佐渡島(SaDoGashima)の自然と文化~
※石名の天然スギへの石名からのルートは、現在、道路の崩壊で通れません。反対側の和木から登ることになりますので、日程を入れ替えました。
佐渡島(SaDoGashima)の自然や文化は佐渡金山の歴史と大きく関係しています.江戸時代の金山開発から護られてきた異形の天然スギが残っており,佐渡奉行が誘致した能などがいまでも地域の住民によって上演されています.トキの復活を支えた環境に配慮した農業も行われており,食文化も多様です.温泉宿に宿泊し,佐渡の食材を使った料理を堪能してみませんか.また,この時期は大野亀で一面に咲き誇る黄色いトビシマカンゾウを見ることもできます.
崎尾 均 先生より
佐渡島,只見の森に精通する植物専門家
崎尾 均 (さきお ひとし)
Botanical Academy 代表、新潟大学名誉教授(新潟大学佐渡自然共生科学センターフェロー)
大阪府出身、埼玉県の林業職を経て、2008年から新潟大学佐渡演習林教授に,2021年退職後、Botanical Academyを設立。博士(理学)、専門は森林生態学、特に水辺の樹木の生活史や保全について研究。現在も佐渡島、屋久島、秩父、只見、富士山をフィールドとして研究。森林や植物に関してセミナーや講義、自然ガイドやサイエンス・カフェなど情報発信を行なう。 NHKドキュメンタリー「伝説の超巨大杉を追う」、「ダーウィンが来た!」、「石丸謙二郎の山カフェ」などに出演。環境水俣賞、尾瀬賞、生態学会大島賞、日本森林学会賞など受賞。著書に「水辺の樹木誌」(東大出版会)、「樹に咲く花−山渓ハンディ図鑑」(山と渓谷社/共著)、「ここがすごい!水辺の樹木 生態・防災・保全と再生」(築地書館)
ホームページhttps://riparian-forest.jimdofree.com
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