崎尾均先生に学ぶ、雪と自然のハーモニー,ブナの森とその恵み,只見町

【現地集合】紅葉真っ盛り、奥会津・只見の自然と食を学ぶ旅 3日間

紅葉

只見川と紅葉

旅館みな川の料理(イメージ)

旅館みな川の料理(イメージ)

恵みの森

恵みの森イメージ

要害山と只見線

農家レストラン鈴木サナエさんの料理(イメージ)

農家レストラン鈴木サナエさんの料理(イメージ)

農家レストラン鈴木サナエさんの料理(イメージ)

農家レストラン鈴木サナエさんの料理(イメージ)

農家レストラン鈴木サナエさんの料理(イメージ)

要害山

要害山

黄葉ロード

蒲生岳

ブナの森・イメージ

癒しの森

浅草岳

つる細工工房

つる細工工房

渡部さんのつる細工

只見駅

浅草岳

只見川と只見線

出発日設定2023/10/27(金)
旅行代金68,800円
出発地JR只見線・只見駅
POINT
  • 〇植物の専門家と、実際に「自然首都只見」の森を歩き、宿ではミニレクチャーも!
  • 〇紅葉まっさかり!貸切ボートクルージングで、ここだけしかない絶景を!
  • 〇奥会津の食にも触れ、味わうことができます。
詳細

~崎尾均先生に学ぶ、奥会津・只見の自然~

雪と自然のハーモニー,ブナの森とその恵み,只見町

日本有数の豪雪が作り出した雪崩地形の山々に囲まれた只見町、雪崩が削った岩盤の風景は圧巻です。イヌワシが飛翔しカモシカが駆け巡る、その中を、絶滅危惧種ユビソヤナギ林のある河川が流れます。山麓にはブナの天然林が広がり、秋には紅葉した木々が湖に映えます。人々は昔から大自然から得られた恵みである山菜や蔓で作られた籠製品などを利用してきました。このような多様な自然環境と昔からの人々の暮らしが只見ユネスコエコパークの象徴です。ツアーでは田子倉湖のクルージングで紅葉の山々を見たり、静かなブナ林の中を散策したり、巨木巨樹を訪れ、山の幸に舌鼓を打ってみませんか。山・森・渓流・湖と素晴らしい景観を見せてくれる只見の自然の素晴らしさ・不思議さを、講師と共に体験しましょう。

崎尾 均 先生より

〜只見の昔話です〜
今から55年前の11月の連休に、奥会津只見町の名峰、会津朝日岳を登りにいきました。紅葉真っ盛りの時期で、イワナが川岸で産卵する姿を見つけ、林の中のブナの切り株にびっしりと生えているナメコも採ることができ、今でも鮮やかに映像として想いだせる原体験でした。2泊3日の山行(ルート開拓)でしたが、3日目の夕方には持参したレーション(食料)が尽き、登山口の白沢にやっとの思いで辿り着いた時、小さな雑貨さんを見つけ、なにか食べ物を買おうとしてお店に入ると、母親くらいの年ごろのおばさんが「どこから来たの?」と薄汚い登山着すがたの僕たちに聞いてくれました。会津朝日から下山したことを告げると「今、キノコご飯を炊いたから、食べていきなさい」と誘っていただきました。たっぷりと頂いた後「泊まっていきなさい」と、僕たちのことを見透かすように云ってくれました。仏間で泊めていただいたのですが、仏壇には軍帽を被った若い男性の写真が飾られていました。そういえば、おばさん一人きりの家でした。
その後、なんのお礼もできずに十数年ほど前、白沢を訪ねたのですが、そのお店はどこにも見つけることができませんでした。それだけが只見での唯一の気がかりです。
奥会津の只見は、日本一、いや世界一紅葉と新緑の美しい場所だと、今でも思っています。

風の旅行社 水野 記

※JR只見線にて只見駅到着後(14:25着)にご参加希望の方は、お問合せください。ツアー初日に参加できなかった只見町ブナセンターの見学は、3日目の昼食後に見学する行程に変更いたします。

【モデルツアー】
こちらは、只見町のモデルツアーとして、一部講師料金などの助成を受けて運営されているツアーです。
只見の旅にいくならこれはぜひ!という、お薦めを満載。ぜひこの機会に、ご参加ください。
尚、後日アンケート等のご協力をお願いいたしますのでご理解の程お願い致します。

佐渡島,只見の森に精通する植物専門家

崎尾 均 (さきお ひとし)

Botanical Academy 代表、新潟大学名誉教授(新潟大学佐渡自然共生科学センターフェロー)
大阪府出身、埼玉県の林業職を経て、2008年から新潟大学佐渡演習林教授に,2021年退職後、Botanical Academyを設立。博士(理学)、専門は森林生態学、特に水辺の樹木の生活史や保全について研究。現在も佐渡島、屋久島、秩父、只見、富士山をフィールドとして研究。森林や植物に関してセミナーや講義、自然ガイドやサイエンス・カフェなど情報発信を行なう。 NHKドキュメンタリー「伝説の超巨大杉を追う」、「ダーウィンが来た!」、「石丸謙二郎の山カフェ」などに出演。環境水俣賞、尾瀬賞、生態学会大島賞、日本森林学会賞など受賞。著書に「水辺の樹木誌」(東大出版会)、「樹に咲く花−山渓ハンディ図鑑」(山と渓谷社/共著)、「ここがすごい!水辺の樹木  生態・防災・保全と再生」(築地書館)
ホームページhttps://riparian-forest.jimdofree.com
*担当講座一覧

秋の只見・田子倉湖

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

只見ブナセンター 肘折 只見

午後(13:00頃):JR只見線・只見駅集合

集合後、車にて只見町ブナセンターへ。

ブナセンターで只見の自然の概観を学び,その後、車にて肘折地区へ。

肘折のユビソヤナギ、小川のアバランチシュート(雪食地形)、熊倉橋のヤナギ林を見学し崎尾先生からの解説を受けます

午後、車にて只見の「旅館 みな川」へ。

※夕食後、ミニセミナー(只見の自然:ブナと積雪)

旅館
2日目

只見石伏田子倉湖田子倉湖只見梁取 学びの森只見

午前 :車にて石伏旧若宮八幡神社の登り口へ。

徒歩にて、石伏旧若宮八幡神社の大クリへ。

大クリを見学し、神社の森を崎尾先生から解説を受けます

大クリを見学後、車にて田子倉湖へ。

到着後、田子倉湖の貸し切りのボートクルージングにて、田子倉湖の絶景を満喫。紅葉が例年美しいシーズンです

※天候によりボートクルージングができない場合、別の森の見学に変更します。

昼食は、只見町の農家レストランにてランチ。地域の料理や食材のお話も、お聴きできます。

昼食後、梁取の学びの森(只見観察の森)へ。

軽いトレッキングしながら、ブナ林やあがりこ(コナラ・ミズナラ)を見学

(あまりきつくない森歩きです。)

午後:車にて只見の「旅館 みな川」へ。

※夕食後、ミニセミナー(絶滅危惧種ユビソヤナギ)

旅館
3日目

只見叶津只見

午前:車にて、ツル細工やシャクヤクを育てている渡部和子さんの作業工房を訪ねます。

只見の生活に密着するツル細工の材料や作り方の話を伺います

その後、車にて叶津へ。

叶津川アバランチシュート(雪崩路)、スノーシェッド(珍百景)を見学し、アニマルウォッチング(双眼鏡:運が良ければイヌワシ・カモシカなども見ることができるかも、)も行います

終了後、只見スキー場の「レストランやまびこ」へ。

各自お好きな昼食を取り、只見駅まで歩き、13時に駅にて解散。

※会津田島駅行のバスは13:10発で、JR只見線の小出行は16:31発です。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2023/10/27(金) ¥68,800 JR只見線・只見駅 終了 3日間・6名催行
最少催行人員 6名 (定員12名) 添乗員 添乗員が同行します。
利用予定ホテル

旅館 みな川

その他

○宿のお部屋は原則として男女別の相部屋(2~3名)となります。

●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

お申し込みの流れはこちら

ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2023/10/27(金) ¥68,800 JR只見線・只見駅 終了 3日間・6名催行