【現地集合】10/19(土)発 智の偉人・南方熊楠が粘菌や植物を採集した、ヒキ岩群を歩く2日間

闘鶏神社

ジャクソンビルの南方熊楠胸像

ミナカテラ・ロンギフィラ彩色図(グリエルマ・リスター 画)

顕彰館(左:館内/右:収蔵庫)

南方邸母屋

母屋

鳥の巣から望む神島

ヒキ岩群

ヒキ岩群

ヒキ岩群

ヒキ岩群

ヒキ岩群

出発日設定2024/10/19(土)発2日間
旅行代金46,800円
出発地JR紀勢本線・紀伊田辺駅
POINT
  • *謎めいた智の偉人・南方熊楠の素顔に迫ります。
  • *熊楠が歩いた和歌山県の天然記念物ひき岩群を歩き、土永先生に粘菌と植物の解説をしてもらいます。
詳細

南方熊楠(1867-1941)は、生物学者、博物学者、民俗学者として、明治から、第二次世界大戦前まで活躍した人物です。生家は、現在の和歌山市の酒造メーカー「南方酒造」で、現在の「株式会社世界一統」です。青年時代を東京、アメリカ、イギリスで過ごし、帰国後は那智の山に3年間籠もり、その後田辺に移り住んで研究を続けます。

今回はまず、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された鬪雞神社を訪問して、旅の安全を祈ります。鬪雞神社は熊野古道の玄関で、歴史があるだけでなく、知の巨人南方熊楠が「クラガリ山」と呼んでキノコや変形菌を採集したお気に入りの場所です。田辺の街を歩いて、南方熊楠顕彰館と熊楠邸を見学します。自然保護運動の先駆者、南方熊楠の旧宅や庭を見て、没後80周年の今も活きている彼の思想を感じていただきたいと思っています。
翌日は、海辺から田辺湾に浮かぶ神島と、ヒキ岩群をご覧いただきます。田辺は小さな街ですが、熊楠による先駆的な自然保護運動や、ナショナルトラスト運動で守られている天神崎などの自然が豊かです。市街地の近くの低山ですが、ヒキ岩群の山頂から晴れていれば田辺湾まで展望が開けます。険しい山ではありませんが、山深いところに登山したような珍しい地形をお楽しみください。地元民にもあまり知られていない岩山を安全に登り、探検気分も味わっていただけたら幸いです。熊楠はヒキ岩群で変形菌をたくさん採集しています。野外で変形菌を観察したいと思っています。

ー土永知子先生よりー

粘菌研修者

土永 知子 (どえい ともこ)

1960年生まれ。奈良女子大学理学研究科博士課程中退。高校生物教師を退職後、南方熊楠記念館学術スタッフ、南方熊楠顕彰館学術研究員。1987年より南方熊楠旧邸で高等植物標本の調査に従事、天神崎の自然を大切にする会代表理事。和歌山県「教育の匠」、環境省稀少野生生物種保存推進員、環境省自然公園指導員、田辺市文化財審議会委員、日本変形菌研究会会員。別冊太陽『南方熊楠』(共著)、熊楠ワークス「生物覚え書き」、紀伊民報「植物ツーショット」連載中ほか。

●南方熊楠

南方熊楠(1867~1941)は、博物学、民俗学の分野における近代日本の先駆者的存在であり、同時に植物学、特に「隠花植物」と呼ばれていた菌類や変形菌、藻類などの日本における初期の代表的な研究者です。

熊楠は和歌山城下に生まれ、東京大学予備門(現東京大学)を中退後、1887年から1900年にかけて米英に留学しました。帰国後、那智での研究を終えた熊楠は、1904年に和歌山県田辺市に移り住み、1941年に亡くなるまでの37年間、田辺のまちを研究と生活の拠点としながら日本、世界に向けて情報を発信しました。

●南方熊楠顕彰館

南方熊楠が晩年の25年間を過ごし、研究に打ち込んだ南方熊楠邸(国の登録有形文化財)の隣に2006年開館しました。南方熊楠邸を保存・公開するとともに、邸宅に遺された彼の知的好奇心を示す25,000点以上の膨大な蔵書や資料を保存・研究し、その成果を発信しています。20193月には館内の常設展示を館内の常設展示をリニューアルし、熊楠と田辺のまちをよりわかりやすく学ぶことができるようになりました。

※写真は「南方熊楠顕彰館(田辺市)」「南方熊楠顕彰会」所蔵のものを使用しています。

南方熊楠顕彰館ホームページへ

※お部屋はすべてシングルルームになります。(お一人/一部屋利用)

レベル表記について
日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

紀伊田辺駅闘鶏神社南方熊楠顕彰館ホテル

午後(12:40頃):紀勢本線・紀伊田辺駅集合

※土永先生と駅で合流します。

徒歩にて、宿泊先のアルティエ・ホテルへ。

ホテルに荷物を預け、徒歩にて闘鶏神社(世界遺産)へ。

拝観後、南方熊楠顕彰館へ。

顕彰館で座学と南方邸を見学、土永先生の講義。

南方邸では熊楠ゆかりの植物を見学します。

夕刻:ホテルへ戻り、夕食は、田辺自慢の海鮮料理です。

夕食後、ホテルへ戻ります。

ホテル
2日目

田辺市内扇ケ浜海岸ふるさと自然公園 ひき岩群紀伊田辺駅

午前(8:00頃):土永先生と合流し、徒歩にて扇ケ浜海岸へ。

神島の見える場所で先生の解説を聞き、田辺湾の風景を楽しみ、車にてふるさと自然公園へ。

和歌山県の天然記念物ひき岩群をハイキングしながら土永先生の解説のもと、粘菌と植物を観察をします。

観察後、時間があれば熊楠のお墓がある高山寺に立寄ります。

午後:15:00頃、紀伊田辺駅にて解散。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2024/10/19(土)発2日間 ¥46,800 JR紀勢本線・紀伊田辺駅 終了
最少催行人員 6名 (定員10名) 添乗員 定員(10名)の場合同行します。
利用予定バス会社 有限会社ヒトミ観光バス
利用予定ホテル

アルティエホテル紀伊田辺

その他

※お部屋はすべてシングルルームになります。(お一人/一部屋利用)

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出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2024/10/19(土)発2日間 ¥46,800 JR紀勢本線・紀伊田辺駅 終了