海岸は亜熱帯の南西諸島と、山上は冷温帯の北日本と共通する多様な自然環境を有する屋久島は、日本の縮図とも呼ばれ、さまざまな森の生態を体験することができます。
島の上半は縄文杉に代表される屋久杉の森に、下半は熱帯の山地と同じ照葉樹林に連続して広く覆われています。海岸から山頂まで続くこの植生の垂直分布は国内に残された随一のもので、屋久島を世界遺産たらしめた大きな理由の一つです。世界遺産の森シリーズ第一弾は、屋久島低地に広がる照葉樹林をメインテーマに、恋の季節を迎え火花を散らすヤクシマザルやヤクシカの行動や、低地の西部林道と中腹部の白谷雲水峡の森の違いを驚きとともに体験することができる、知的好奇心に満ちたツアーです
山・森・谷・海と様々な姿を見せてくれる「野外博物館」屋久島の自然の素晴らしさ・楽しさを、講師とともに体験しましょう
お宿【晴耕雨読】は、屋久島で一番大きい集落・宮之浦の街中にあり、徒歩圏内にスーパーや鮮魚店もある便利な立地です。近くを宮之浦川が流れ、古くからあるパワースポットとして人気の『益救神社』も徒歩圏内。早朝、街中散歩をして楽しむ方もいらっしゃいます。旅人に愛される宿の名物オーナーとの語らいも屋久島の旅を彩ってくれるでしょう。オーナーは宮之浦里めぐりのガイドさんでもいらっしゃいます。前泊・後泊して里めぐりツアーに参加するとさらに旅の面白さがひろがるかも!?(詳しくは『旅マエ相談』をご利用ください)
※素泊まり民宿の為、朝食はご自身でご用意ください。前日にスーパーも送迎します。
7月に開催した『コケの聖地屋久島』魅惑のもふもふの世界へようこそ!3日間、大好評につき続編です!
(これは観光庁実証事業のモニターツアーです。ツアー終了後、アンケートご回答にご協力いただきます。)
屋久島アカデミー代表
小原 比呂志 (おはら ひろし)
一般社団法人屋久島アカデミー代表理事 屋久島大学専属講師
北海道出身。1987年屋久島に移住。日本のエコツアーガイドの草分けYNACの創立メンバー。NHKドキュメンタリー「伝説の超巨大杉を追う」捜索隊長。『ダーウィンが来た!』『ブラタモリ屋久島編』に解説者として出演。著作に「屋久島のコケガイド」、「屋久島オープンフィールドミュージアムガイドブック」、「屋久島の歴史ガイド」、「屋久島の民俗ガイド」がある(いずれも共著)。