【やまなし歴史の道ツーリズム】シリーズ
『いにしえの道で、観音霊場になぞらえた野の石仏に出会う』
八ヶ岳の南麓から西麓を通る古道・棒道(ぼうみち)。武田信玄が北信濃攻略のために作った道との伝承があります。民衆たちの生活の道、物流の道として使われていました。
棒道の一部には、三十数基の小さな石仏が並べられています。これらは、西国三十三箇所・坂東三十三箇所になぞらえた観音像です。地域の人々が棒道を行く旅人や商人を案じ、道標として設置しました。今回は、この石仏が並ぶ区間を、八ヶ岳南麓をメインフィールドとするガイド・大嶋さんのご案内で歩きます。
【今回のテーマは……】
「棒道と石仏から読み解く、八ヶ岳南麓の歴史と暮らし」
今回は、ガイド・大嶋さんによる歴史や自然の解説と、石造物を研究されている北杜市観光課・北杜市職員のコメントにより、石仏、湧水、神社、山々など、棒道の周囲にあるものを題材に、八ヶ岳南麓の歴史と暮らしを読み解きます。
※当ツアーは山梨県【やまなし歴史の道ツーリズム推進業務】の一環として実施いたします。
以下、あらかじめご了承のうえでご参加いただけますようお願い申し上げます。
・参加者の皆様には、ツアー後にアンケートへのご協力をお願いいたします。
・やまなし歴史の道ツーリズム推進業務関係者もツアーに同行いたします。
・ツアーの様子を写真および動画で撮影させていただきます。
・撮影した写真および動画はウェブサイト、パンフレット、チラシなどに使用させていただく場合があります。
・このツアーは山梨県から補助が出ますので、詳細はお問合せください。
大嶋 俊壽
愛知県出身、八ヶ岳歩こう会、八ヶ岳自然クラブ、八ヶ岳ふるさと倶楽部など八ヶ岳南麓を満喫するためのグループに参加、活動している。
13年前に約40年間勤めた会社を退職、神奈川県と山梨県北杜市の二地域居住を開始。
健康のためと八ヶ岳南麓をもっと知りたいと考え、2009年に八ヶ岳歩こう会に入会。
いわくありげな石像、由緒ありげな寺院などに興味を持ち、調べていくうちに歴史好きに。
ウオーキングを企画し、調べたことを仲間に披露、それがきっかけでガイドの依頼などが舞い込むように。
若いころ(といっても40才台)森林や植物に興味を持ち森林インストラクターの資格取得、それを活かし自然と歴史を組み合わせたウオーキングのガイド、森林セラピーガイドなどを実施。
自分が楽しみながら、その面白さを多くの方に体験してもらうのが望み。