【やまなし歴史の道ツーリズム】シリーズ
みのぶ道は「 参詣道」「身延往還」「身延山追分道」とも呼ばれ、かつては、身延山久遠寺から三光堂、思親閣、赤沢宿、羽衣白糸の滝、七面山敬慎院へと続く、険しい修行の道でした。
日蓮宗の開祖・日蓮上人が拓いた聖地・身延山、その弟子たちが拓いた霊地・七面山をつなぐ道は、身延詣に往来する道となりました。
今もなお、荘厳な寺社仏閣、宿場の風情や門内の賑わい、鳴り響く団扇太鼓とお題目を唱える人々の祈りの声、神聖な自然の風景に出会うことができます。
今回は、身延参詣の歴史ある商店街を歩き、翌早朝に、身延山の僧侶たちの朝勤を聞いて心を清らかにした後で、裏参道から奥之院思親閣を目指します。
山頂では、久遠寺宝物館学芸員の林上人にみのぶ道のお話しをうかがいます。
そのあと、ロープウェイで下り、赤沢宿に移動して、赤沢宿の昔話を聞きながら団らんします。
※当ツアーは【やまなし歴史の道ツーリズム推進業務】の一環として実施いたします。
以下、あらかじめご了承のうえでご参加いただけますようお願い申し上げます。
・参加者の皆様には、ツアー後にアンケートへのご協力をお願いいたします。
・やまなし歴史の道ツーリズム推進業務関係者もツアーに同行いたします。
・ツアーの様子を写真および動画で撮影させていただきます。
・撮影した写真および動画はウェブサイト、パンフレット、チラシなどに使用させていただく場合があります。
※このツアーは山梨県から補助が出ますので、詳細はお問合せください。
林 是恭 上人 (はやし ぜきょう)
1979年生まれ。山梨県身延町出身。身延山宝物館で学芸員を務める。身延山や久遠寺を中心とした歴史を専門とし、日蓮宗や身延山、町や県の文化財委員など、文化財に関係することに多くかかわる。
テレビ・雑誌などの取材対応や、講演などを多数行っている。「日本歴史の道100選」におけるみのぶ道の選定の際にも深く携わった。身延山久遠寺文化財調査研究委員会主任、日蓮宗宗宝霊跡審議会専門調査員のほか身延町文化財保護審議会委員、身延山ボランティアガイド顧問など公職も多数務めている。