講師の山下裕先生が長年通う車山高原で、高山植物をたっぷりと愛でる植物観察ツアーです。
7月下旬は、高原でも湿原でも梅雨が明け、植物観察には絶好の季節です。天気も安定し、ゆったり歩き観察しましょう。春の残りの花や秋に咲く花も見られるでしょう。湿原では、シモツケソウ、ヤナギラン、コバイケイソウなど。高原では、ニッコウキスゲやマツムシソウなどが迎えてくれることでしょう。
気象状況もふまえながら、先生おすすめのスポットへとご案内します。また夜には先生による植物解説のミニ講座も予定しています。
【観察が期待できる高山植物】
【湿原】ノハナショウブ、イブキトラノオ、ハクサンフウロ、キバナノヤマオダマキ、グンナイフウロ、キンバイソウ、ヤナギラン、シシウド、カラマツソウ、カワラナデシコ、ミヤマタムラソウ、オヤマボクチ、コウリンカ、シモツケソウ、クガイソウ、ナガボノアカワレモコウ、ニッコウキスゲなど
【車山高原】マツムシソウ
植物観察の専門家
山下 裕 (やました ひろし)
高校生物教師37年間(埼玉県公立高校)を退職後、日本薬科大学薬学部講師(薬学生物)を5年間勤める。現在は専門学校非常勤講師(生物学)など。日本薬科大学特命講師、NPO埼玉県絶滅危惧植物調査団・理事として、県内の希少植物調査並びに環境省レッドデータ植物調査に従事。他にも、市町村自然観察会のガイド、冬はスキーの指導員として、修学旅行生にスキー技術指導をしている。趣味はアフリカ・オーストラリアの動植物観察、海外スキー、テニスと野菜・果樹作り。