じっくりと取り組んで頂けるよう、各回定員6名に制限しています
ヒンメリとは、フィンランドの伝統的装飾で、麦わらを糸でつないで作った多面体のモビールです。別名「光のモビール」とも呼ばれ、家に幸せを呼び込むと伝えられています。ヒンメリの語源は、スウェーデン語で「天」を意味する言葉です。
本講座では、ヒンメリに内包されている星の世界を、モノ作りを通して楽しみます。毎回20分程度の講話後に、各回のテーマにそったヒンメリを制作します。針と糸を使いますが、お裁縫が苦手でもヤル気があれば大丈夫です。少人数制で丁寧に指導しますのでご安心ください。講座は全2回ですが、単発受講も可能です。ハサミや針などの道具はすべて貸出しますので、お気軽にご参加ください。
【第四回】「スターオブベツレヘム」
日時:4月22日(水)19:00~21:30
3月下旬から5月上旬にかけて、星の形をした花が咲きます。その名は「スターオブベツレヘム」、和名をオオアマナといいます。白く可憐なこの花の形を模した作品を作り、花弁からこぼれ落ちた朝露をビーズで表現します。
難易度:☆☆
完成品のおおまかな寸法:縦25cm×横20cm×奥行5cm
【第五回】「麦の星」
日時:5月27日(水)19:00~21:30
ヒンメリの材料となる麦の収穫時期は初夏。その頃、星空の世界でも「麦の星」が見頃を迎えます。季節の星座解説をまじえながら、麦と星の関連について学び、ヒンメリの理解を深めましょう。
難易度:☆☆(中央部分の飾りは講師が制作します)
完成品のおおまかな寸法:縦25cm×横20cm×奥行20cm
講師
景山 えりか (かげやま えりか)
星の文筆家
星の文筆家。月文化研究家。星空ガイドや科学ボランティアを経て、2008年より文筆家として活動。「星空を人生の一部に」をモットーに、星空や宇宙の魅力を伝える記事をメディアに多数執筆。また、旧暦や月の文化に造詣が深く、星の世界を楽しむ方法を幅広く提案している。一方、伊豆諸島・神津島で星空ガイド養成講座の顧問及び主任講師を務め、島民のガイド育成に尽力。これまでの実績が評価され、都庁からの依頼を受けて「平成29年度 東京都観光まちづくりアドバイザー」に就任。神津島に派遣され、星空を観光資源とした地域活性と、星空ガイドのレベルアップに協力している。著書に『月整活 月のリズムで暮らしと心を整える30の新習慣』(主婦の友社)など。
景山えりかオフィシャルHP https://www.kageyamaerika.com