春、初夏、夏、それぞれの季節の里山で四季の移り変わりを感じながら虫を探してみませんか?
皆で歩いてみれば探す目が増え、ひとりで歩くときよりもいろいろな生き物が見つかることでしょう。
そして、虫目線で歩くことで、なぜその虫がそこにいるのかといったことを知り、まるで役割分担しているかのような自然の仕組みがたまらなく不思議に感じるはずです。
もっと自然のことが知りたいアナタ、ぜひ虫たちの世界のこともお見知りおきくださいませ。
~各回の主なテーマ~
今回は、潮干狩りや水族園、大観覧車で有名な葛西臨海公園、実は東京の都心から近い場所にありながら色々な生き物が見られる公園なのです。
もちろん昆虫もたくさん見られます。
本観察会では、美しい赤いベルベットのような微毛で覆われているホシベニカミキリをメインに探します。関東以西の海沿いの温暖な地域に局所的に分布しているカミキリムシです。
他にはカブトムシ、ノコギリクワガタなど樹液に来る昆虫や花に来るアゲハチョウの仲間など、大型で見栄えのする昆虫が期待出来ます。
平成元年に人工的に作られた公園に何故こんなにたくさんの生き物が見られるのか?観察会ではその理由を皆さんと一緒に探っていきたいと思います。
観察が期待できる昆虫:
ホシベニカミキリ、シロスジカミキリ、ラミーカミキリ、カブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタ、シラホシハナムグリ、ナミアゲハ、アカボシゴマダラ、キアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、ビロードハマキなど。
当講座では、講師の解説が良く聞こえるようイヤホンガイドを使用いたします(使用料は講座代金に含まれます)。イヤホンガイドとは、話し手が所持する送信機を通じて、複数の受信機へ音声を届けるツールです。