~アムチ・小川康さんが語る、チベット医学・薬草紀行
チベット医学大学・メンツィカンでは、毎年八月になると医学生がヒマラヤ山中にベースキャンプを張り、一か月に渡って薬草を採取します。本講座では当時の体験を踏まえつつ、チベット・ヒマラヤの大自然、人々の素朴な営み、仏教、民謡などチベット文化を随所に織り交ぜながら、青いケシ、雪蓮花など百種類の薬草を紹介します。
《配信形式》ZOOM 見逃し配信も予定しています
《参加費》3,300円/回 全4回一括申込の場合:12,000円
《見逃し配信公開期間》全回共通:2025年4月11日(金)迄
《各講座の内容》
第1回1月28日(火) チベットの薬草 ラサ周辺・ガンデン寺 約25種類
第2回2月11日(火) チベットの薬草 チベット東部アムド地方 約25種類
第3回2月25日(火) インド・ラダックの薬草 約25種類
第4回3月11日(火) ブータン、モンゴルの薬草 約25種類
東洋と西洋の医学を薬学で結ぶ情熱の薬剤師
小川 康 (おがわ やすし)
富山県出身。1970年生まれ。「森のくすり塾」主宰。東北大学薬学部卒。薬剤師。元長野県自然観察インストラクター。薬草会社、薬局、農場、ボランティア団体などに勤務後、 99年1月よりインド・ダラムサラにてチベット語・医学の勉強に取り組む。2001年5月、メンツィカン(チベット医学暦法学大学)にチベット圏以外の外国人としては初めて合格し、2007年卒業。晴れてチベット医(アムチ)となる。チベットの歌や踊りにも造詣が深い。2009年7月小諸に富山の配置薬を扱う「小川アムチ薬房」開店。(現在は「森のくすり塾」に改称、長野県上田市野倉に移転、開業)2015年3月、早稲田大学文学学術院を卒業。修士論文のテーマは「薬教育に関する総合的研究」 著書:『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』(径書房)『チベット、薬草の旅』(森のくすり出版)
『チベット医・アムチ小川の「ヒマラヤの宝探し」』を風の旅行社社サイト内で連載中。