●第3回 南インドツアーに向けて―知られざる南インドの歴史遺産―
南インド南部のタミルナードゥ州には、春季講座でご紹介した2つの世界遺産である「マハーバリプラムの石造建築群」と「大チョーラ寺院群」のほかにも、まだまだ日本ではあまり知られていない魅力あふれる歴史遺産があります。一例をあげれば、まるごと寺院都市のシュリーランガム、インド最大の塔門(ゴープラム)のあるミナークシ寺院、そして、インド亜大陸最南端にあり、美しい日の出と夕陽が見られるヒンドゥー教の聖地カニヤークマリ(コモリン岬)などそれぞれ異なる魅力に溢れています。
今回は、そうした南インドツアーで見学予定の多様な歴史遺産を、ツアー日程に従ってご紹介したいと思います。