昭和49年、岡山県生まれ。高野山大学博士課程修了。博士(密教学)。現在、高野山大学特任教授、四国八十八ヶ所霊場第二十八番・大日寺住職。密教の曼荼羅を中心に、アジア各地の仏教美術、仏教儀礼を研究。ネパールやチベットの各地でフィールドワークを重ねる。
著書:『四国「弘法大師の霊跡」巡り』(セルバ出版)、『弘法大師空海に出会う』(岩波新書)
共著:インド後期密教(上)(春秋社) 第1章担当
インド後期密教(下)(春秋社) 第6章担当
講師プロフィール
現役住職にして仏教美術研究家
川﨑 一洋 (かわさき かずひろ)
講師
穂苅 勲夫 (ほかり いさお)
東京雲稜会OB・関東有数の山岳ガイド
昭和14年生まれ。東京雲稜会会員。登攀のみならず、地図の読み方、高山植物や山野草の知識にすぐれ、星座やきのこ類、登る山や周辺の歴史などに興味を広げ、会のモチーフとなった地域研究(情報のない山や谷)のリーダーとして山の雑誌や『登山大系』に記録を発表している。名木、古木(巨樹)にも関心を持ち、調べ歩きながら、近年は登山の講師として大勢の人達に自然の楽しさを伝えている。
講師
鈴木 恵子 (すずき けいこ)
『農』のある暮らしを楽しむ
1947年生まれ。『ほどほどに食っていける百姓入門』の著者らと出会い、持ち前の行動力で、仲間と共に脱サラ百姓の農業塾(皆農塾)を立ち上げる。これまでに50数名の研修生が巣立っていった。畑は地域へも開かれており、近くの福祉作業所や自然保護グループとの交流が続いている。
下町からチベットまで、世界各地に轍を残す自転車ガイド
丹羽 隆志 (にわ たかし)
1966年生まれ。「にわサイクリングツアーズ」主宰。東京の路地裏からチベットまでをモットーに、毎週末、地球上のどこかを自転車でガイド。NHK教育『趣味悠々・中高年のための自転車生活入門』(日本放送出版協会)の講師他、『丹羽隆志の日本ベストサイクリングコース10』(東京地図出版)、『自転車トラブル解決ブック』(山と溪谷社)、『大人のための自転車入門』(日本経済新聞出版社)他、著書多数。丹羽さんの日々の活動が魅力的に紹介されているブログはコチラ
楽しくて、ためになる知的インタープリター
市川 聡 (いちかわ さとし)
YNACクラシック代表。1961年生まれ。北海道大学大学院にて環境科学研究科生態系管理学を修める。学生時代はヒグマ研究会に所属。厳冬期でも野宿し、動物を観察するのが好きだった。卒業後、環境庁に勤務、屋久島に赴任。日本の自然の縮図のような屋久島の奥深さに触れ、心動き、環境庁を退職。屋久島野外活動総合センター(YNAC)を設立する。ボルネオへは数回渡航し、動物のいる森や植生の異なる熱帯雨林を視察。いつしか日本の動物園で声真似をしたらボルネオのサルが呼応するまでになった。
遊牧民の土地を歩き続けるフィールドワーカー
西村 幹也 (にしむら みきや)
NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ理事長。
文化人類学、宗教人類学を専門とし、北アジア地域でのフィールドワークを30年以上にわたり続け、草原地域の遊牧文化から、シャーマニズムやタイガのトナカイ飼育民(トゥバ民族)、アルタイ山脈地域のカザフ民族たちの生活文化など追い続けている。得た知識や情報、体験を広く伝えたいと情報紙発行、遊牧文化講座、コンサート、写真展、展覧会、講演会など様々なイベントを精力的に開催する他、北海道羊蹄山に北方アジア遊牧民博物館を自力で建築、運営している。これら活動がモンゴル国によって認められ、モンゴル国友好勲章を授与されるにいたる。大阪大学非常勤講師(2021~)。単著『もっと知りたい国モンゴル』(心交社 2009)の他、共著多数。
講師
城川 四郎 (きがわ しろう)
葉っぱによる樹木の判別を分かりやすく解説
植物・キノコ研究者。元神奈川県植物誌調査会代表。主な著書『神奈川県植物誌2001』(共著)、『きのこ狩りを楽しむ本』(学研)、『猿の腰掛け類きのこ図鑑』(地球社)、『樹に咲く花− 山渓ハンディ図鑑』(山と渓谷社/共著)、『検証キノコ新図鑑』(筑波書房)。分かりやすい解説に定評がある。
講師
三浦 和人 (みうら かずと)
何気ない日常や人々を素直に撮る
1946年東京生まれ。70年代に現れたコンポラ写真の代表的写真家。桑沢デザイン研究所写真研究科コース非常勤講師。写真集「会話 correspondence」、家族共著「もうひとつの天安門・親子で見てきた中国」ほか、1997年読売新聞に「夏六景」写真と文を掲載。1999年度「日本カメラ」フォトコンテストB部の選評を担当。易しい解説が好評。