高原の民のリアルな生活を味わう

馬で行く 東チベット遊牧民体験8日間

乗馬初日は川の上流へ移動

遊牧民と共に馬で草原へGO!

草原の中にある郎木寺の街

夏は一面のお花畑に

雪山の景色も楽しめる初冬の郎木寺

遊牧テントの中の様子

あなたは甘粛省にいます、私は四川省にいます。

天候が安定する秋もお勧めシーズン

出発日設定2020/06/20(土)~2020/10/03(土)
旅行代金418,000円~444,000円
出発地東京、大阪、名古屋、福岡、札幌
POINT
  • チベット人日本語ガイドが同行します!
  • 本物の遊牧民テントに宿泊。圧倒的な異文化体験を。
  • 夏はお花畑、空きは草紅葉が彩る草原で乗馬。
早割60
詳細

“ワイル度”100%の乗馬&遊牧体験ツアー!

チベット人の多くは古くより「半農半牧」の生活を営んできました。夏はテントを張りながら、馬でヤクや羊などの家畜を追ってあちこち遊牧へ出かけます。

当ツアーの遊牧体験は、チベット文化圏東端にある「郎木寺(チベット名:タクツァン・ラモ)」からスタート。遊牧民に馬の扱い方を教えてもらいながら、大草原のどこかにあるテントを目指します。Wi-Fiはもちろん電気もトイレもシャワーもない環境の中、粗末なテントの地べたにマットと寝袋を敷いて寝る。翌日は朝早くからヤクの乳搾りや糞拾い、水汲みのお手伝いをする。正直、お世辞にも“快適”と言える環境ではありませんが、ホンモノの異文化体験が待っています。

ある程度の乗馬経験と高山病対策が必須であり、テントでの雑魚寝にも耐えられる精神力も求められます。つまり、「ひょっとして風の旅行社のスタッフですか?」と言われるようなツワモノにお勧めのコースです。日程や出発日、テントの泊数などはご希望に応じて個別にアレンジいたしますので、「我こそは!」という方は気軽にお問い合わせください。


乗馬日数:2.5日間 合計乗馬距離:約40〜50km 対象:初心者〜
※乗馬レベルについて

乗馬ツアー特集

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

[大阪・名古屋]東京成都

午前:[大阪(関西または伊丹)・名古屋(中部)発。空路、東京(成田または羽田)へ。]

午後:東京(成田)発。空路、成都へ。

ホテル
2日目

成都松藩(ソンパン)

終日:かつて中国/チベット間の交易の中心として栄えた松藩(2,870m)まで車で移動します。到着後、高度順応を兼ねて「松藩古城」として整備された町並みを散策しましょう。(走行=約320km、約7時間)

ホテル
3日目

松藩(ソンパン)郎木寺(ランムス)

午前:森や渓谷が多いギャロン地方から、高地に草原が広がるアムド地方へと入ります。四川省と甘粛省の境の小さな街・郎木寺(3,370m)が、遊牧民体験乗馬のスタート地点です。(走行=約240km、約5時間)

午後:インストラクターに東チベットの馬の扱い方を習い、遊牧民と共に馬の足慣らしをします。(乗馬=約2時間半)

ホテル
4日目

郎木寺(ランムス) 草原

終日:いよいよ遊牧民体験乗馬キャラバンがスタート。白龍江の源流部へ向かい、ヤクや羊を放牧する広大な草原を目指します。宿泊は遊牧民が暮らすテントです。到着後は、羊の追い方やヤクの糞で火を熾す方法など、東チベットに伝わる遊牧民の伝統を教えてもらいます。(乗馬=約3時間半)

テント
5日目

草原 郎木寺(ランムス)

早朝:遊牧の生活は朝が早いです。起床後、ご希望の方はヤクの搾乳や糞拾い、バターの撹拌などをお手伝いしてみましょう。

午前:往路とは異なるルートで郎木寺へ戻ります。美しい草原や雄大な山々、小川のせせらぎを馬上からお楽しみください。(乗馬=約4時間)

ホテル
6日目

郎木寺(ランムス)紅原(ホンユェン)

午前:郎木寺観光。お互いライバル関係だとも噂される甘粛省側のセルティ・ゴンパと、四川省側のキルティ・ゴンパを訪れます。

午後:ゾルゲ県の大草原に突如現れる大きな街・紅原(3,500m)へ。時間があれば「黄河九曲第一湾」という黄河の源流部に立ち寄ります。(走行=約220km、約4時間)

ホテル
7日目

紅原(ホンユェン)成都

終日:車移動。いくつもの山を越えて成都へ戻ります。(走行=約430km、約8時間)
夕食には名物の四川料理をお召し上がりください。

ホテル
8日目

成都東京[大阪・名古屋]

午前:空路、帰国の途へ。

午後:東京(成田)着。[空路、東京(成田または羽田)から大阪(関西または伊丹)・名古屋(中部)へ。]

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2020/06/20(土) ¥418,000 東京 終了
2020/06/20(土) ¥434,000 大阪、名古屋、福岡、札幌 終了
2020/10/03(土) ¥428,000 東京 終了
2020/10/03(土) ¥444,000 大阪、名古屋、福岡、札幌 終了
最少催行人員 2名 (定員5名) 添乗員 現地係員がご案内。
利用予定航空会社 全日空
利用予定ホテル

<成都>成都空港商務酒店、成都川港国際酒店、成都瑞庭竹島酒店、銀河王朝大酒店、錦江賓館錦苑楼、岷山飯店
<松藩>松潘東来客栈、太陽河国際大酒店
<郎木寺>郎木寺国際大酒店
<紅原>科菲酒店

一人部屋追加代金 62,000円 (ホテル泊)
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
5,000円(基準日2019年10月1日)

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 入国時に残存期間が6ヶ月以上必要
各国空港税/査証

・国際観光旅客税1,000円
・成田空港諸税2,660円
・羽田空港諸税2,710円
・関西空港使用料3,100円
・中部空港使用料2,970円
・中国出国税:90元(約1,390円)
(2019年10月1日現在)

中国査証は15日以内は不要です。
※日本国籍以外の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますので自国の大使館や入国管理局にご確認ください。

ビジネスクラス追加代金 125,000円~280,000円 (日本~成都往復/出発日・予約クラスにより異なります)
その他

・開発途上の地域です。道路工事や土砂崩れなどにより交通事情が急に変わることがあります。

・体重85kg以上の方は乗馬することができません。

・アップダウンのある地形のため、駈歩はできません。基本、常歩でお楽しみいただきます。

・遊牧民のテントにはトイレやシャワーがございません。また、男女問わず1つの大型テントにご宿泊いただく可能性がございます。

・このコースは標高3,000mを超える高地に宿泊するため、高山病にかかる恐れがあります。幣社としても高山病対策には万全を期していますが、健康な方でも高度の影響を受けて体調を崩す場合があります。健康に不安がある方や持病のある方は必ず事前に医師にご相談ください。お申込時に健康に関するアンケート、海外旅行保険へのご加入をお願いしております。ご協力をお願いいたします。

・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。

・このご旅行は「早割60」の適用対象です。(ご出発日の前日から起算して60日前までのご成約で、ご旅行代金を5,000円割引いたします)

お申し込みの流れはこちら

ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2020/06/20(土) ¥418,000 東京 終了
2020/06/20(土) ¥434,000 大阪、名古屋、福岡、札幌 終了
2020/10/03(土) ¥428,000 東京 終了
2020/10/03(土) ¥444,000 大阪、名古屋、福岡、札幌 終了

いってきました!

出発日:2019.10.27

評価:

旅程全般に、天候に恵まれました。遊牧民テント泊、一夜明けると雪でしたが、馬に乗るころには止み、ランチも冬営地でいただけたなど、地元ガイドも、牧民も大変親切で出会い幸運に恵まれました。ヤク毛のテントはもはや使われておらず、政府支給の白いテントだったのは残念でしたが、ヤクに囲まれ、至福の経験でした。欲をいえば、もう1泊遊牧民のところで過ごせたら、もう少しゆったりと体験できたかもしれません。訪れた遊牧民はアムド系なので、ギャロン系ガイドだと、中国語での会話となり、テントのおばさんとかとの会話は突っ込んだ感じにはならなかったのもちょっと残念でした。

乗馬について、長靴は、必須でした。下馬して歩く場所(急勾配の下り等)には長靴でないと辛い状態でした。(夏はもっとぬかるんでズブズブかもしれません)馬はおとなしいのですが、長時間であること、またアップダウンなどもあり、乗り降りも多いので、初心者だとちょっと難しいかもしれません。初級者くらいが目安かと思いました。また、チュパを借りたのは正解でした。足を包んで騎乗できるのでなんといっても暖かい!写真をとったときも、風景に馴染むののでおすすめです。馬方さんが、馬上で歌った歌が、これまた最高でした。

ランムスのお寺巡りのほうは、ちょっと残念。セルティ側は初日の乗馬で、たどり着いた時には閉まっていて外観だけ。キルティゴンパのほうは、朝8時から11時半までゆったり回れたのですが、10月に千五百人の大法要があったとかで、お坊さんたちは20日間の休暇中。医学院も閉まっており、門前のクリニックもアムチ不在でした。人が少なくていいのですが、お店も閉まってくるので、もう少し早い時期の催行のほうがいいかもしれません。

ドライバーさんの視力に助けられ、狼!ツルなどにも遭遇。連日のテントゥク、鍋料理も満喫しました。黄河九曲も広い大地を見渡せて、予想以上に楽しめました。ガイド、ドライバー、客同士も2回目という気楽さもあり、リラックスした楽しい旅でした。