チベットの都ラサには、ポタラ宮がそびえ、チベット仏教の総本山とも言うべき、ジョカン寺があるなど、聖地としての趣を色濃く残しながらも、高層ビルが立ち並び、車が頻繁に行きかうなど、思ったよりもずーっと都会なのです。人々は携帯電話を片手に、車やバイクに乗り、アパートに住み、ハリウッド映画も見るし、インターネットでメールもしています。
しかし、ラサ近郊は実は大穀倉地帯。一歩ラサの町を離れ、幹線道路を外れると、広大でどこか懐かしくなるような農村風景が広がります。そんな農村や、小さなお寺、洞窟や祈りの旗(タルチョ)のある聖地などを自分の足で歩いて訪れてみませんか?
基点となるラサですら標高3,600m以上。ちょっとしたハイキングでもすぐに息が上がってしまいます。 でも、慌てる必要はありません。ゆっくりゆっくり歩いて、時には足を休めて周りを見渡して見ましょう。農作業の風景に出くわしたり、お寺でお坊さんにバター茶を浴びるほど勧められたり、巡礼者とご一緒することになったりするかも知れません。
さあ、お寺めぐりに飽きたら、ラサ郊外に足を運んでみませんか?
チベットハイキング オプショナルツアー |
名刹パボンカ寺と尼寺訪問ハイキングラサの北、チベットの歴史上重要な人物が大勢瞑想したという洞窟などもある、名刹パボンカ寺。 ラサの人々がリンカ(ピクニック)に訪れる景色の良い麓の村を出発。ラサの町を見下ろす、広い草原の斜面 に建つパボンカ寺を訪ねた後は、のんびり巡礼路を歩きながらフレンドリーな尼さんがいるチュプサン尼寺まで巡ります。(所要6時間程度) |
シェル村とツェルグンタン ハイキング車でラサ郊外にある農村シェル村まで移動(約30分)。 シェル村は川の流れ出る小さな谷にある典型的なチベットの平和な農村。この村を散策し、小さなお寺や民家を訪問します。シェル村から幹線道路沿いの村ツェル・グンタンまで麦畑の中をハイキング(約1時間)。農作業の風景や、遠くポタラ宮を眺めることができるでしょう。 歴代のダライラマと関係が深く、再建中のツェル・グンタン寺を見学後、車でラサへ戻ります。 |
シェル村とツェルグンタン ハイキング&キャンプ1日コースの「シェル村とツェルグンタン ハイキング」を日帰りではなく、シェル村でキャンプをして1泊2日で訪れます。草原の川原にテントを張って宿泊。天気が良ければ満天の星も楽しめるでしょう。 |