北バングラデシュ最大の都市・シレットの中心部には、バングラデシュのイスラム教徒にとって聖地とされている、ハズラット・シャージャラル(Hazrat Shahjalal)の霊廟があります。
14世紀にまだジャングルだった時代、この地で開拓と共に人々の定住化とイスラム教の布教を行い、人々の信仰を集めた偉人です。
ここは、バングラデシュ国内では1番ご利益があると信じられている聖者廟で、一般の人々はもちろん、選挙前には政治家もここを訪れるのだそう。
ちなみに、敷地内にはナマズがいる池があって参拝者が熱心に餌を投げ入れていたり、餌が絨毯のように敷き詰められた囲いの柵の中では、群がった鳩のさながら”餌食べ放題”の光景が見られます。
ガイド曰く、シャージャラルがベンガルに鳩を持ち込んだことに由来があるそう。
あっ、そういえばダッカ空港の正式名称は、「シャージャラル国際空港」だったな。
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(※2024夏予定)