バングラデシュで2016年10月15日に開催された「Probarana Purnima(ランタン祭り)」
バングラデシュより、ノモシュカル! こんにちは。
皆さま、変わらずお元気で過ごしていらっしゃると思います。今現在のバングラデシュの状況を皆さまにお知らせしたいと思います。
ベンガル人は昔からイスラム教、仏教、ヒンドゥ教、そしてキリスト教などが共存して暮らしています。ですから、1年中何かのお祭りや行事が続きます。その中で今月15日には、前回皆さまにもお知らせいたしました、空に向かって熱風船を揚げる、美しい仏教のお祭りがありました。
また、これから季節が変わって冬になり、農民たちも大変忙しくなりますが、最近では、昔からやってきた畑の仕事の方法も変わってきました。例えば、土を耕すのは牛ではなく、ほとんどが機械になっています。農民たちは沢山の作物を収獲するために、肥料に農薬を使って、それを食べた人々が色々な病気にかかってしまい問題になっています。
当たり前のようにあったこの光景も、だんだん見る機会が減ってきた
国民からは、ベンガルで昔からやってきたように、農薬を使わない伝統的な無農薬農業方法に戻そうという声も上がっています。それを、私たちは新しい農業運動と呼んでいます。このような目的を持って農民と一緒にお仕事されているたくさんのNGOがバングラデシュにはあります。このようなNGOの活動を見学するツアーも、風の旅行社と一緒にやって来ました。
国が落ち着いて、皆さまが、また安心してバングラデシュを訪れ、私がご案内できる日が早く来るよう、心から願っています。では、また次のNEWSでお会いしましょう。
カナンより。