新型コロナウイルスの影響で、4月3日から臨時休業中だった中野駅北口の老舗バー「ブリック中野」が、営業再開を果たせず、そのまま店を閉じました。私は、年に数回ですが、2次会、3次会でちょっとウィスキーを飲んでもう少し話したいときなどに使っていました。昭和の香りのするいいバーでした。
▶老舗バー「ブリック中野」
歴史があるとは聞いていましたが、1964年オープンとは驚きました。“中野サンモール”がショッピングアーケードになったのが1958年、この中野サンモールに続くように1階から3階までがショッピングモールになっている高級マンション“中野ブロードウェイ”が1966年完成、中野サンプラザが1973年開業ですから、「ブリック中野」の方が古かったわけです。当時の写真がネット上にありましたのでご覧ください。当時の商店街の写真を見ると、中野は大変賑わっていたことがわかります。
▶当時の中野商店街などの写真 ▶「ブリック中野」店内
今、全国でこんなことがいっぱい起きているのかもしれません。新しい生活様式、ソーシャルディスタンス、ガイドライン。これをまじめに守っていたら店を開けても赤字続きです。定員の半分以下しか座席を使えないようでは、秋を迎える前に、バタバタ倒れていきそうな予感がします。
私は、検査を経済活動を維持するために開放すべきだと訴えてきました。プロ野球球団は、既に独自でPCR検査をしています。町中に検査センター作って、有料でもいいから誰もが検査を受けられるようにすべきです。もちろんホテルなどの隔離施設を用意して医療崩壊は防ぐ用意もする必要があります。もう待ったなしです。
何件か、中野で通っている店があります。今夜、様子だけでも見に行ってみようと思います。