前回、憧れのハーブのある暮らしを実践してるお話を書かせていただきましたが、休業期間が長引くにつれ、ハーブとの暮らしも着実にレベルアップしています。
6月頭から、何を始めたかというと、草木染め。
庭で採れたハーブの茎や、庭木の剪定した枝、はたまた、普通に暮らしてたらゴミとなる種や皮などを有効活用しながら、自分好みの色に染めて楽しんでいます。
私は飲み物好きでもあるのですが、日常的にコーヒーやお茶を飲んでいると、生ゴミがすぐいっぱいになることに罪悪感もあり、飲む以外にも、何か使えないかな?と考えた結果、草木染めに行き着きました。
コーヒーやチャイ染めは調べたら、たくさん作例が出てきて、汚れが目立たない色合いですごく好みだったので、手拭いやハンドタオルなど染めてみました。
しかも、染めてる時は、素材の香りが家中いっぱいになるので、好きな飲み物の香りにも癒されるというオマケ付きです◎
ちょっとくたびれてきて、ゴミ箱行き間近だった白いタオルは、濃い色に染めたおかげで汚れが全く気にならなくなり、まだもう少し使ってあげようという気になりました。タンスの肥やしだった手ぬぐいも好きな色に染めたら格段に持ち出すようになりました。
仕事をしていた時はなかなか進まなかった、亡き親たちのものを断捨離もたくさんしましたが、家にある物(自分が買った物ではない)を、こうやって、自分好みにリメイクすることで、すぐに捨てずに長く使ってあげるという暮らし方も良いものです。
また、亡き母もハーブが好きで、そのハーブたちを近所に住んでる叔母(母の姉)が一部引き継いでくれたのですが、「カモミールが増えすぎて消費も間に合わない。でも刈るのもかわいそう」というので、私が助っ人がてら摘みに行き、花はドライにしてハーブティやシロップに加工し、その他は染めに使って、染めた布を後日プレゼントしたら、ものすごく喜んでもらえました。
叔母ちゃんからすると、ハーブや多肉ちゃん達は母の形見のような存在で、特別な存在なんだそうです。そして、私が母と同じようにハーブに興味を持ち、栽培や加工をやり出したことをすごく喜んでくれていて、「ミクちゃんがお庭キレイに使ってくれてるの、エミコさん(うちの母)、きっとすごく喜んでるね」といつも言ってくれます。
<私の理想の暮らし>
庭でハーブ育てる
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二酸化炭素削減に少しは貢献
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草丈が伸びたら切り戻し
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生葉でシロップ作るか乾燥にしてお茶や料理などに使う
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傷んだ葉っぱや茎を使って草木染め
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沢山出来たら周りにお裾分け
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喜ばれる
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私も幸せ
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私の心身の健康も保たれる
です。
楽しすぎて、最近はラッピングにもこだわりだしました。笑
もともと胃腸が弱いのですが、ハーブと仲良くなってからはだいぶ胃薬のお世話になることも減りました。ハーブ様様です!
かつて私は、学生時代にNZの北島にある、ほぼ自給自足のファームにひと月ほどステイしたことがあるのですが、ああゆう暮らしは日本ではなかなか出来ませんが、無駄のない循環型の暮らし、少しでも近づけて行けたらいいなぁと若い頃からずっと思っています。
こうして思い返すと、仕事でもプライベートでも、海外で見てきた、「お金を使わなくても(&たくさん持つことよりも)心豊かに楽しく暮らせるライフスタイル」にかなり影響を受けてるなと自分でも感じます。
つぎなる目標は、母がやっていた、コンポストで生ゴミから土を作り、野菜やハーブを育て、食べるという暮らしを近いうちに実現したいです。
ちなみに、私の韓国企画でも草木染めを取り入れていたりしますが、草木染めを初めて体験したのは風カルチャークラブの講座でした。(神奈川西部の里山で開催。現在はやっていません)
里山で採れる植物を使って、季節ごとに違った染め色を作る。そういった野外講座は、この、なかなか遠出ができないご時世、少しはニーズがあるんじゃないかなー?と思ったりもする今日この頃です。
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森 裕記2020.07.23 08:54 pm