講座名:4/1 干潟のシギ・チドリを観察 船橋 三番瀬
干潮の三番瀬で鳥たちとの距離は遠くなりますが、干潟で生活する生き物たちを観察します。春休み中ですが、平日で人が少ないうえに風も弱く、数日続いていた黄砂の影響も少なくなっていい感じです。
満ちてくる潮ぎりぎりで観察するので、ほぼ全員が長靴を装着します。しかし干潮時の三番瀬は広いですね。これぞ東京湾に残る貴重な干潟です。ダイゼンやハマシギ、ミユビシギなどが広大な干潟をすたすた歩きながら餌を探しています。
観察風景
ミヤコドリはかなり遠い場所で群れています。群れの中にオオソリハシシギやウミアイサが混ざっています。ピンク色をした脚のセグロカモメと黄色い色の脚のカモメが並んでいて違いがよくわかります。満ち潮の流れの中でアカエイが漂っています。これに刺されると大変です。
ハマシギ
海岸に生えるヨシ原に行ってみます。オオジュリンを探しますが、一瞬出てきたのはツグミでした。その後、上空にチョウゲンボウが現れたので、オオジュリンは諦めることに。
その後、満ちてくる潮に追われるように少なくなった干潟に飛んで来るミヤコドリをじっくり観察。ハマシギやミユビシギは群れになって近くで採餌していました。
夕日が沈みかける時間まで、三番瀬でじっくり観察を楽しむことができました。
【今回観察できた鳥達】
スズガモ、ウミアイサ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ダイゼン、シロチドリ、ミヤコドリ、オオソリハシシギ、ミユビシギ、ハマシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、チョウゲンボウ、ハシブトガラス、ツバメ、ハクセキレイ、カワラバト