講座名:10/2 シギ・チドリ類を観察 川越・伊佐沼
前日は台風16号で大荒れ、開けた本日は台風一過の快晴で10月になったとは思えない日差しです。台風の後は意外な鳥が飛来していることもあるので、やや期待しながら路線バスで伊佐沼へ向かいます。
伊佐沼の南岸は大きめのサギ類が立っていることが多いのですが、大雨の影響で水深が深くなったようで、浮島にカワウとカメがいる程度です。南岸沿いの田んぼにはアマサギが並んでいます。冬羽で全身が白いのでチュウサギやダイサギなどとの識別は要注意です。
沼の東側を北上して伊佐沼公園にも立ち寄ります。モズやジョウビタキがいます。沼北部の古代蓮エリアまでやってきました。カルガモ等のなかにピンクの長い脚が目立つセイタカシギが5羽います。アオアシシギも1羽いますがセイタカシギの奥にいて下半身しか見えません。
シロチドリは人が歩いた足跡のくぼみに埋まっています。他にもイカルチドリやコチドリの姿もあります。それぞれ同じ場所にいてくれたら比較できていいのですが、やや遠めなのでサイズも小さいので、こちらも慣れないと識別に苦労します。
沼北部の田んぼにも行ってみます。モズや鳴きながら飛んでいるヒバリがいます。その他の鳥はあまりいませんでしたが、それでも水路のダイサギのさらに奥にいるクサシギ2羽を発見。しかしちょっと遠すぎでしたね。
沼に戻って他のバードウォッチャーさんから教えていただいたオジロトウネンをゆっくり観察して観察終了。解散後は近所の農産物直売所併設の古民家うどん屋さんで、天ぷらうどん(750円)をいただきました。
【今回観察できた鳥達】
ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、イカルチドリ、コチドリ、シロチドリ、セイタカシギ、アオアシシギ、クサシギ、イソシギ、オジロトウネン、トビ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ