講座名:11/3 川沿いで猛禽類を探す 多摩川
10月開催の予定を雨で延期して大正解、多摩川には秋晴れの空が広がっています。
まずは多摩川合流手前の大栗川から観察開始です。アオサギとダイサギがいます。アオサギはふわりと飛んで民家のベランダの柵に止まります。その後、ダイサギに追い出されてしまいました。
街路樹にシジュウカラが群れています。ジュクジュク鳴いて警戒しています。川沿いの草むらの中で「チッ」っと鳴き声がします。スズメに混じってアオジがいるようです。
ジョウビタキのメスがいます。橋の下の岩にはカワセミが止まっています。脚が赤くて爪が黒いのまでよく見えます。川面を見つめて小魚を狙っているようで、しばらくの間楽しませてくれました。
新大栗橋からは水辺でキセキレイが歩いているのが見えます。対岸ではジョウビタキのオスが出てきました。ガードレールと草むらを行ったり来たりしています。
電線にセグロセキレイが止まってさえずっています。空抜けでいい感じです。戸建てのアンテナにモズのメスが止まっています。ハシボソガラスが電線に群れているところを横目に見て、交通公園までやってきました。ここでゆっくり猛禽類がやってくるのを待ちます。
トビが圧倒的に多いですが、しばらくするとオオタカが飛んできました。遠くの上空ではカラスとバトルしながらノスリも舞っています。小型のチョウゲンボウが羽ばたきながらホバリングしています。
高い上空ではさらに小型のツミもいます。頭が白いミサゴが旋回しながら魚を狙っています。小栗川の対岸の切り株にノスリが止まっているのを他のバードウォッチャーから教えていただきました。ありがとうございます。スマスコ(スマホ&スコープ)撮影ではちょっと遠いか。大きめの一眼撮影の方は撮れましたかね。
一通り猛禽が出てきたところで早めに鳥合わせをして解散。スタッフとご希望の方々は予定時間まで観察して、多摩川沿いを歩きながら駅までの帰路へ。途中でキジのペアが飛び出すとうサプライズを楽しみつつ駅まで歩きました。
【今回観察できた鳥達】
マガモ、カルガモ、キジバト、カワラバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ミサゴ、トビ、ツミ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、メジロ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アオジ、ガビチョウ