講座名:1/8 多彩な水鳥を観察 葛飾 水元公園
関東に4年ぶりの積雪があった2日後、水元公園にもわずかですが雪が残っています。これまでは公園北部の水元かわせみの里から公園南部へ観察していましたが、今回は公園中央の水元大橋からポイントを絞って観察します。
公園に入った途端、ハトを追うオオタカが現れます。水辺ゾーンでは赤茶頭のヒドリガモが集まって「ピューュ」と鳴き合っています。ヒドリガモの群れの中に眼の周りが光沢緑のアメリカヒドリがいます。水草より陸地の草がお気に入りのようで、続々と陸地に上がってきます。
バードサンクチュアリに向かいます。途中、樹の枝に揺れるツグミがいます。ジョウビタキやモズも現れました。モズは止まった小枝から餌を探しているようです。バードサンクチュアリ近くではルリビタキのメスがやってきました。その後、ルリビタキのオスもやってきて地上で虫を捕まえています。
中央広場付近ではシジュウカラやカワラヒワの群れがいます。カワラヒワの群れにはアトリも混じっています。メジロやコゲラもやってきました。近くの小川ではカワセミが魚を狙っているようです。
最後は下見の時にクイナがいた「ガマ田」へ。クイナは現れませんでしたが、その代わりにヒクイナが登場。草かぶりで撮影にはなかなか苦労しそうでしたが、しばらくの間採餌風景を楽しませてくれました(午後にクイナも現れたそうです)。
最後に鳥合わせをして解散。その後もヒクイナ観察する方に挨拶をして、午後は松戸・江戸川沿いのふれあい松戸川へ下見に向かいます。午後ということもあって種類は少ないですがノスリやベニマシコを観察することができました。来年は新講座なるか?
【今回観察できた鳥達】
ヒドリガモ、アメリカヒドリ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ヒクイナ、オオバン、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、アオジ、ドバト