講座名:2/23 上野・不忍池&皇居でカモメ&カモ超入門
快晴の中、まずは上野・不忍池で弁天門から蓮池沿いに観察開始です。
ユリカモメが目の前でたたずんでいます。不忍池では餌やりの人が何人かいるようなので、鳥があまり逃げず(餌狙い?)目の前で観察できます。餌やり禁止の看板や園内放送も行われていますが、一部の方には効果がないようです。
枯れた蓮の間でオオバンが泳いでいます。遠くにカワセミもやってきて、コサギも飛んできました。蓮見デッキの柵にもユリカモメがたくさん止まっています。湯島口付近ではオナガガモのつがいが泳いでいます。
蓮のないボート池へ向かいます。親水デッキ付近ではキンクロハジロの群れが浮かんでいて冠羽もよく見えます。圧倒的にオスが多くて雄雌のバランスが悪いのはどうしたことでしょう。
足環付きのユリカモメもいます。上野動物園内の鵜の池の樹にはカワウのコロニーがあってもう子育てが始まっています。後半の皇居に向かうために上野駅へ戻ります。戻る途中の公園内のさくら通りではウグイスやエナガの群れなどが現れました。
上野から京浜東北線で有楽町に移動して、駅から歩いて皇居へ向かいます。日比谷濠をのぞいてみるとオカヨシガモが浮かんでいます。カイツブリも3羽います。皇居の石垣から生えている松ではゴイサギが寝ています。
凱旋濠周辺ではヨシガモが採餌しています。ヨシガモのオスは頭の緑がきれいですね。寝たふりしてこちらを見ているようです。桜田門の近くではコブハクチョウが水面に首を突っ込んで水草を食べています。
最後に皇居正門付近の濠で陸に上がってくるヨシガモを観察して終了。都心ながらなかなか見ごたえのある観察となりました。
【今回観察できた鳥達】
コブハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワラバト、カワウ、ゴイサギ、コサギ、バン、オオバン、ユリカモメ、ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ