ツアー名:12/24(土) 冬の渡良瀬遊水地・多々良沼 タカ類を探す
北陸や東北では寒波で大雪のようですが、関東圏は快晴。バスで多々良沼に向かっていると到着直前で大粒の湿った雪が降ってきました。今季最強寒波、恐るべし。
それでは先にガバ沼でハクチョウとオナガガモでも見るかと向かうと、沼が凍っていて、3羽のコハクチョウが氷の上で寒そうにしているのみでオナガガモは全くいません。早々に多々良沼に移動して天候の回復を待ちます。
待機中に鳥の状況を観に行きますが、期待のコウノトリは見当たりません。雪も徐々に止んできたので、観察に出かけます。ちょっと遠いですがコハクチョウの群れがたたずんでいます。
湖面にはガバ沼から飛んできたと思われるオナガガモをはじめとするカモ類や、カイツブリ類が浮かんでいます。
手前の草むらの陰にコウノトリが来ています。その後、晴れてくると続々とコウノトリがやってきました。浮島弁財天周辺ではシロチドリの水浴びやセグロカモメ、コサギが近くに観えます。
次に渡良瀬遊水地周辺の田園地帯へ。電柱の上にノスリがいます。カラスの群れの中にコクマルガラスやミヤマガラスが混じっています。ケリや飛び立つタゲリの姿もあります。
渡良瀬遊水地の池ではヨシガモの中にメジロガモが一羽混じっています。谷中橋付近ではベニマシコやオオジュリンの声がします。一部の方は姿も見られたようです。近くの川では珍しくマガンがいました。
夕暮れが近くなりかなり寒くなってきましたが、堤防からチュウヒやハイイロチュウヒのねぐら入りを待ちます。
昨年の火事の影響か、数が少ないですが数羽のねぐら入りを観察できました。遠くの空でコウノトリが舞っています。セコイアの樹の上にはコチョウゲンボウがいます。
すっかり陽も暮れたところで観察終了。厳しい寒さの中での観察でしたが、ご参加いただいたみなさんありがとうございました。
【今回観察できた鳥達】
マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、メジロガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、コウノトリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ、ケリ、シロチドリ、セグロカモメ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、オナガ、コクマルガラス、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン