ツアー名:11/25(土) 大田区 東京港野鳥公園
今年の11月は寒暖の差が激しく気温が安定しない日が続いていますが、今日は寒くなるようです。東京モノレール・流通センター駅に集合して歩いて東京港野鳥公園へ向かいます。
到着後、準備をしてまずは東淡水池へ。渡ってきたばかりでしょうか、ツグミが樹に止まっています。手前の池ではカイツブリが餌をくわえて泳いでいます。ネイチャーセンターまで移動すると、対岸の遠くの葉のない樹にノスリが止まっています。
潮入りの池ではヒドリガモやコガモ、オオバンがいます。
センター内では望遠カメラの画像をモニターで見ることができます。何が映っているかというと、とんでもなく遠い場所で微動だにせず、たたずんでいるタシギだそうです。スコープの倍率を最大(45倍)にしてようやくなんとなくわかる程度です。
池の手前ではコサギが歩いています。水深が浅いので趾の黄色い部分も観察できます。
カワウが大きな集団で群れています。カワウの群れの横から1羽のイソシギが歩きながら近づいてきます。最終的には観察小屋の目の前までやってきました。
池の奥には東京港野鳥公園では比較的珍しいハジロカイツブリがいます。
前浜干潟観察デッキまでやってきました、目の前に色が地味で岩と同化しているイソヒヨドリのメスが休んでいます。
最後に西淡水池に移動して3号観察小屋からのぞいてみます。ジョウビタキのオスが横切っていきましたが、なんとかスコープで観察できる場所に止まってくれました。
池ではマガモやカルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロが少数浮かんでいます。最近のカモ類は冬が近づくと東京港野鳥公園まで渡ってきてしばらく休憩した後にさらに南下する個体が多くなってきたそうです。北に渡るときはまた立ち寄ってくれるでしょう。
最後に自然学習センターで鳥合わせをして解散。東京湾岸に集まる身近な鳥を観察できた1日でした。
終了後、ネイチャーセンターで観察を続けていると、池の杭にカワセミが止まっていたりセンターのガラス窓にハイタカが激突する珍事(初めて見ました)が発生したりとなかなか忙しい午後でした。
【今回観察できた鳥達】
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タシギ、イソシギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ