【開講記】シギ・チドリがすぐそばに 東京湾・三番瀬

ツアー名:2024/1/13(土)冬の干潟でじっくりシギチ観察 三番瀬

新春の三番瀬、この日の朝の東京湾はまだ潮が引いていません。沖の杭にダイゼンが止まっていて、波打ち際ではなぜかミユビシギが打ち上げられたクラゲをついばんでいます。バイオフィルムでも狙っているのでしょうか。その他の水鳥が待機していることを期待して東の堤防へ向かいます。

ダイゼン

ミユビシギ

ズグロカモメ

上空ではズグロカモメが飛び回り、ヨシ原ではオオジュリンやメジロがちらちら見えています。堤防に上がるとスズガモ等のなかにビロードキンクロが1羽混ざっています。かなり遠いので撮影には厳しいか。堤防の先の立入禁止ゾーンではミヤコドリやセグロカモメ、お団子状態で集まっているハマシギなどがいます。しばらくすると潮が引いてきて次々に浅瀬へ向かって飛んでいきます。

ミヤコドリ

西側の堤防へ向かいます。ハマシギの群れが砂浜で慌ただしく餌を探しています。こちらが動かずにいるとだんだん近づいてきて目の前で採餌しています。

単独行動の多いシロチドリもウロウロ。西側の堤防に上ると、ハジロカイツブリの群れが潜水を繰り返しています。遠くの黄色い部位の近くでホオジロガモが1羽います。なかなか遠いので撮影には苦労します。

シロチドリ

最後にいつの間にか姿が見えなくなったダイゼンを探して観察終了。海風が穏やかで快晴の中、観察日和の一日でした。

撮影風景


次回の4/20(土)春のシギチ観察 ふなばし三番瀬海浜公園でもご参加お待ちしています。

【今回観察できた鳥達】

ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ、ビロードキンクロ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワラバト、カワウ、ダイサギ、オオバン、ダイゼン、シロチドリ、ミヤコドリ、ミユビシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、オオジュリン

 

風の鳥日和
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