【開講記】都会の公園で身近な鳥を観察 井の頭恩賜公園

ツアー名:2024/1/31(水) 都市公園の冬鳥 井の頭恩賜公園

今回の井の頭恩賜公園は初心者向けということで、日頃から身近な場所で暮らしている鳥を中心に観察していきます。冬の都会の公園で暮らす鳥たちは、だんだん人に慣れてくるので郊外で観察するよりも近くで鳥たちを観察することができます。*とはいえ、あまり近づきすぎないように

観察風景

まずは池の周囲から観察。冬鳥の代表カモ類がわんさか浮かんでいるのを期待していましたが今年は少なめです。それでもマガモやカルガモ、キンクロハジロやホシハジロの小さな群れが浮かんでいます。2羽のトモエガモのメスが並んで樹に座って陽にあたっています。ハクセキレイが遊歩道をすたすた歩きまわって、ツグミが落ち葉に半分潜っています。

マガモ


ハクセキレイ


ツグミ

定番の樹に止まって寝ているゴイサギや、寒い時期にも子育てにやる気を出している樹上のカワウの巣を遠目に観察します。池沿いの藪にはゴイサギの幼鳥「ホシゴイ」が静止して何かを狙っていたかと思えば、いきなり元気に動き出します。鮮やかなグリーンのワカケホンセイインコが池そばの樹に止まっています。

ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)


ワカケホンセイインコ

オオバンが目の前で羽繕いをしていて、眼が赤いのもよくわかります。
カワセミは遠くで通過していくのみ。初心者的にはぜひ見てもらいたかっただけに残念です。ぜひ近所の公園でも観察してみてください。

公園奥のバードサンクチュアリに行ってみます。観察窓からのぞいてみるとアトリやシロハラがやってきます。シロハラはあとから来たヒヨドリに追い出されてしまいました。
最後に園内のベンチでこの日に観察できた鳥を全員で確認する「鳥合わせを」します。一通りおさらいをしたところで本日終了&解散となりました。

【今回観察できた鳥達】

マガモ、カルガモ、トモエガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワラバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アトリ、ホンセイインコ

 

風の鳥日和
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