【開講記】鳥たちの声が響き渡る 初夏の戸隠高原2日間

ツアー名:2024/5/15(水) 初夏の戸隠高原2日間

長野駅から貸切バスで戸隠高原へ向かって、まずは戸隠森林植物園で観察していきます。野鳥の宝庫と言われるだけあって、鳥たちの声が重なりすぎて何がどこにいるのか混乱しそうです。いたるところに鳥はいそうなので園内を歩き回ります。

観察風景@みどりが池


さっそく「森のまなびや」の前でアカハラが芝生の上を歩き回っています。

アカハラ


みどりが池ではマガモやカルガモが浮かんでいます。カイツブリも羽繕いをしながら水面を移動しています。

オオアカゲラが時々やってくるという樹を遠めに待機します。
周囲ではキバシリが忙しそうに樹を登っていきます。
クロツグミが鮮やかなさえずりをしています。森の隙間から樹の先を探していると姿を発見。元気にさえずる姿を観察することができました。
ゴジュウカラも樹を登って移動していきます。
アオジが枯れ木の枝の先でさえずっています。アオジはこの後も翌日もいろんなところでさえずる姿を見せてくれました。

夕方になりホテルへ向かいます。ホテルの窓からは戸隠連峰が目の前に、遠くには北アルプスも望みます。日が暮れてもカッコウの声が遠くから聞こえてきます。

2日目は早朝観察に期待して早起き&集合しましたが、しっかり雨が降っています。雨の止み間に外に出てみるもなかなか鳥も渋めです。
朝食後に改めて戸隠森林植物園へ。雨が降った後なので餌を見つけやすいのかアカゲラが芝生の上を歩き回っています。樹の幹ではなく地上にいるアカゲラもなかなかレアです。慣れない場所にいて警戒しているのか時折上空を見上げています。

アカゲラ


昨日のアカハラも近くで餌を探しています。
ミソサザイのさえずりが響き渡っています。しばらく木の根あたりを飛び回った後は目の前の木道の手すりにも止まってくれました。

ミソサザイ


戸隠神社奥社参道の隋神門あたりまで足を伸ばして観察終了。早朝の雨は残念でしたが、楽しい2日間の観察でした。また来年も期待しましょう。

【今回観察できた鳥達】

マガモ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、アオバト、ツツドリ、カッコウ、ハイタカ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ウグイス、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、クロツグミ、アカハラ、コマドリ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、ニュウナイスズメ、キセキレイ、カワラヒワ、イカル、アオジ
 

風の鳥日和
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