【ネパール駐在日記】ダサインでティカを授かる

ここカトマンズでも、朝晩は薄手のフリースを着るくらいの気温になってきました。iPhoneの天気アプリによると、本日のカトマンズは「最高26℃/最低15℃ ほぼ晴れ」だそうです(先週とほぼ同じ)。

さて、少し前の話になりますが、NKT社長のプリスビーに誘われお兄さんの自宅へお邪魔してきました。この日は秋の大祭・ダサインの中でもメインデーとなる「ダサミ」にあたり、まるで日本の元旦のように親戚が一同に会します。

十日目がメインのダサミ「Dasami」の日で年配者からティカ「Tilaka」をしてもらいジャマラ「Jamara」をもらう。
ティカは、米、ヨーグルトと朱色の混合物で、女性によって調製される。赤色はに家族を結ぶ幸せの象徴である。年配者は、来年の豊饒と豊富で、それらを祝福するために若い親戚の額にティカをつけてくれる。更に、この時点で若い親族に、ダクシナ「Dakshina」と言われ少額のお金を与える。

※以上、Wikipediaからの引用

プリスビーからティカを授かる私

プリスビーからティカを授かる私

私達も家の最上階に安置した氏神様にお祈りを捧げた後、年長者からティカとジャマラ(とうもろこしや麦の新芽)を授けていただきました。

行事が滞りなく進んだ後は、お待ちかねの宴会です。リビングで円座を組み、この日ばかりは昼からビールで乾杯! 水牛やヤギなどのごちそうに舌鼓も打ちました。

美味しいネワール料理(この後、事件発生)

美味しいネワール料理(この後、事件発生)

と、ここで事件発生。おかずに紛れていた唐辛子をうっかり丸ごと食べた私。止まらない涙。流れ続ける汗。たまらず顔をぬぐったところ、ハンカチが真っ赤に! そう、額にティカを付けてもらっていたのを忘れていたのです……。

集まった子どもたちに笑われてしまいましたが、「旅の恥はかき捨て」とポジティブに捉えていこうと思います。

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