13年ぶり?のネパール

先日、現地支店「NEPAL KAZE TRAVEL」への挨拶とランタン・アンナプルナ・クーンブ(エベレスト周辺)エリアの現地事情(主に道路)を確認するため、恐らく13年ぶりと思いますが、ネパールへ行って来ました。

しばらく年数が経っているので、さすがに色々なことが変わっているだろうと想像はしていましたが、本当に驚かされることが多い毎日でした。その内の一つですが、カトマンズの街が綺麗で静かになっていました。まず、到着した時点で感激してしまいました!空港の建物内が綺麗になっているだけでなく、な・な・なんと!エスカレーターエレベーターがあるじゃないですか、、、いきなり衝撃のスタートでした。

街中はと言いますと、以前ですと道端に大量のゴミが散乱し、埃が舞い、場所によっては悪臭が漂っていましたが、ほとんどなくなりました。また、いったいそんなに鳴らすことに何の意味があるのだろう?といつも不思議に思っていた「ビービー」「ブーー」というクラクションの嵐もほとんどなくなりました。これは2022年に就任したカトマンズ市長がゴミや騒音対策に取り組んだお陰だそうです。因みに行動力抜群のこの市長は30代という若さでラッパー出身のようです。現地のスタッフたちも「街は良くなってきている」と賞賛していました。

カトマンズ名物?のぐるぐる絡みまくり電線も地下に埋めるという計画が進んでいるようですので、数年後には見られなくなるかも知れません。個人的には少し寂しい気がいたしますが、住みやすい環境に変わるならそれが一番ですね。

カトマンズ空港地下道

絡み電線

恐ろしい数の絡み電線

カトマンズはご承知の通りネパール連邦民主共和国の首都で政治・経済の中心です。また、カトマンズ渓谷一帯は世界遺産に指定されています。

古くからネワール文化が息づき、かつて「カンティプール」と呼ばれたこの街は、中世のマッラ王朝時代にきらびやかな寺院がたくさん建てられ、その姿が今でも残っています。特に旧市街・ダルバール広場周辺には、旧王宮や多くの寺院、クマリの館など歴史的建造物が集まっており見どころ満載です。建物そのものはもちろん素晴らしいのですが、「ネワール彫刻」と言われ木彫りの精緻で見事な装飾には誰もが感動させられます。以前ですと、この広場周辺には物売りや物乞いがたくさんいて近寄って声を掛けられ、どうしても気が抜けずゆっくりと観光を楽しめなかったのですが、今回は全く見かけませんでしたし、ゴミも少なく本当に綺麗になりました。

さらに外国人観光客は「ツーリスト入場許可証」を首から下げて提示しないといけなくなっており、益々、世界遺産らしくなってきたなと感じてしまいました。

ネパールと言えば、どうしても❝ヒマラヤ❞が目的になりがちですが、お洒落なレストランやお店、観光スポット、清潔で立派なホテルなどが増え続けており、発展するカトマンズの街を見て歩くのも楽しいものです。
現地支店には山に限らず、市内を詳しく案内できるガイドもおりますので是非ご一緒致しましょう!

ニューロード周辺

旧王宮周辺

クマリの館

入場許可証

現地NEPAL KAZE TRAVELのスタッフたち(一部)

 

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