標高2,000mからのピレネーの絶景「オルデサ渓谷展望ルート巡り」

断崖の展望台からモンテペルディード(3,355m)を望む 断崖の展望台からモンテペルディード(3,355m)を望む

北スペインと南フランスの境に位置するピレネー山脈。氷河の浸食による断崖絶壁や圏谷(カール)が際立ち、森林地帯や草原地帯と共に美しくそして迫力のある絶景を作り出しています。その中でもモンテペルディード(3,355m)を始めたとした3千メートル級の名峰が連なるオルデサ国立公園はピレネーでは外せない場所です。ハイキングや車での観光まで様々な楽しみ方がありますが、その中でも特にお勧めの標高約2,000mの絶壁展望台から美しい絶景が眺められる「オルデサ渓谷展望ルート巡り」をご紹介します。

オルデサ渓谷展望ルート巡りの地図

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EL MOLAR(エル・モラール)展望台からの絶景


EL MOLAR(エル・モラール)展望台からの眺めMOLAR(モラール)展望台からの眺め
オルデサ渓谷ハイキングコースとオルデサ川の眺め
ルートの途中にはいくつかの絶景を見渡す展望台がある


スタート地点のトルラから4WD車でつづら折りの山道を上っていきます。この展望ルートは予め許可を受けた車以外は通ることが出来ないためルート上の展望台から絶景を眺める為にはツアーに参加するしかありません。車はどんどん高度を上げていき走ること約45分、最初の展望台EL MOLAR(エル・モラール)に到着です。山道を上り切った最初に訪れる展望台で渓谷の断崖絶壁の上にあります。ここからは主にオルデサ渓谷の西側~中央の谷間や岩山が見渡せます。目の前には切り立った岩山と眼下にはオルデサ川や森林そしてハイキングコースなどの絶景が見られます。

PUNTA CUTA(プンタ・クタ)展望台からの絶景


PUNTA CUTA(プンタ・クタ)展望台 断崖絶壁の上に突き出しているPUNTA CUTA(プンタ・クタ)展望台
フィッツロイ3東西に連なるオルデサ渓谷の西側の眺め
フィッツロイ4遠目で見ると少し怖くなる断崖絶壁に突き出した展望台


4WD車でさらに山道を進みオルデサ渓谷の西から東方面へと向かいます。そして、次に現れるのがPUNTA CUTA(プンタ・クタ)展望台。ここはEL MOLAR(エル・モラール)展望台とは違い、断崖絶壁に突き出した展望台となっていて眺めはもちろんですがこの展望台自体も迫力満点です。正面にはアルエボ(2,751m/左)とトバコル(2,779m/右)といった岩山が聳え、オルデサ渓谷の東西の景色を見渡せます。岩山から突き出た展望台の下を眺めるとそこは断崖絶壁!ここがいかに高い位置にあるかがよく分かる瞬間です。

COLA DE CABALLO(コラ・デ・カバージョ)展望台からの絶景


天空を突き刺す岩肌のフィッツロイこのルート最大の見どころコラ・デ・カバージョ展望台からの眺め。
中央ピレネーを代表する3連峰のシリンドロ峰(3,325m/左)、
モンテペルディード(3,355m/中)、アニスクロ峰(3,259m/右)が聳える
標高2,000m絶壁展望台からのソアソ圏谷(カール)の絶景
中央ピレネーを代表する山モンテペルディード(3,355m)


西側には雄大なオルデサ渓谷の眺めが連なる
展望台の真横には断崖絶壁が迫る


さらに車を走らせそして最後がCOLA DE CABALLO(コラ・デ・カバージョ)展望台です。ここは駐車スペースで車を停めそこから片道約20分程度歩いて向かいます。草原地帯を進みますが、目の前に中央ピレネーを代表する山モンテペルディード(3,355m)が少しづつ見え始めます。そうして歩くこと約20分、目の前に広大な渓谷が見えると展望台に到着です。ここからはほぼ正面に中央ピレネーを代表する3連峰のシリンドロ峰(3,325m/左)、モンテペルディード(3,355m/中)、アニスクロ峰(3,259m/右)が聳え、左(西側)には広大なオルデサ渓谷、そして右(東側)にはソアソ圏谷(カール)といった絶景が広がります。ソアソ圏谷の奥には山から流れ落ちるCOLA DE CABALLO(コラ・デ・カバージョ)滝が遠くに見え、標高約2,000mにある展望台の周辺は氷河で削られた断崖絶壁が迫り、ピレネーの美しくもありそして恐ろしさを感じるほどの迫力ある眺めが満喫できます。

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出発日設定2025/09/05(金)
ご旅行代金798,000円
出発地東京・大阪・名古屋
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ツアー

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