土曜日の午後、東京本社は14時で営業を終了させていただいている。働き方改革の一環で、スタッフの土曜勤務の人数をなるべく少なくする措置だ。先週2/1の土曜日、この午後2時からの時間を使って全社ミーティングを行った。
議題は、弊社の総合ツアーパンフレット『風の季節便』の次号(2020年秋冬号)商品企画についてである。季節便は既に120ページを超えている。コースを限定して絞り込むべきだ、という意見が多く出た。一方で、1コースをページ見開き2ページでやりたい、という意見も出てきた。webと違って紙面には限りがあるから、十分に表現できないという。
確かに、1ページでは語りつくせない。地図も載せたいし講師付きのツアーは講師の紹介ももっとしたい。祭りの企画ならその内容を詳しく説明したい。話し合いの結果、経費削減がページ数を減らす目的ならあまり意味がない。むしろ、コースを厳選して質を上げていくべきだということになり、「見開き2ページ」のツアーを増やしていく方向へ切り替えていくことになった。
しかし、実は紙面が限られているのは悪いことではない。本当に伝えたいことを凝縮して端的にするには、制限があった方が質は上がる。制限がないとどんどん詰め込むし、文書もだらだらと長くなる。書き手の満足感だけで書いた文章は無駄が多くて読めない。「1コース見開き2ページ」になっても、その点は、十分配慮するようにしなくてはならない。
また、旅行相談会を始めることも決めた。詳細は、弊社のホームページでのご案内になるが、平日の夜か土曜日の午後になる予定だ。事前に予約を頂き、1時間程度の旅行相談を無料でお受けする。実は、アフリカ旅行専門店の道祖神さんが相談会を始めた所、「最近、旅行相談をするところがなくなって困っていた」というお客様から好評だというので、真似させて頂くことにした。競合するようなことはもちろんしない。
*新コロナウイルスの件
まだ、ほとんどキャンセルが出ていません。お客様の冷静な対応に心より感謝申し上げます。
私見ですが、医療態勢さえしっかりしていれば、殆ど死に至る病気ではないということが段々判明してきたように思います。兎に角、はやく、終息することを願うばかりです。引き続き、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。