先週、新橋に2900円でPCR検査が受けられる検査センターが出来たと思ったら、今日から1980円でPCR検査が受けられる施設「SmartAmp Station“駅前検査”」が、東京駅前にオープンした。国立研究開発法人理化学研究所と神奈川県衛生研究所が共同で開発した、新型コロナウイルス次世代PCR検査法、PCR/SmartAmp法を使用し、携帯やパソコンからのWEB申し込みにより、待ち時間もなく、来店後は30秒の唾液採取のみで終了するため、一日に多くの人からの検体採取が可能とのことだ。
以下、料金表をみると、郵送でも可能だから遠隔地からでも依頼できる。法人・団体契約も可能で、読売巨人軍や日本柔道連盟、日本サッカー協会などのスポーツ団体をはじめ、法人・団体等のスクリーニング検査に広く利用されているという。
12月10日から(全て税込み価格表示)
来店採取(通常通知):1980円(検査結果は翌日通知)
来店採取(クイック通知):9900円(検査結果は当日通知)
来店採取(特急通知):(希望者は電話で問い合わせ)
法人・団体契約:1980円/1検体
郵送採取:2200円(結果は検体到着後翌日通知)
※検査キットの発送は12月14日より
(以上、2020年12月04日配信、JIJI.COMより)
私は、8月の初めに「ワンコインでいつでも検査」実現プロジェクトを立ち上げたが、ほぼほぼこれで私が意図したことは実現したといえよう。本来は、政府の管理のもとに行われるべきだと私は考えていた。何故なら、陽性になった場合に検査機関から保健所への届け出を義務化しないと、陽性であることを隠すといった現象が起き、陽性者を隔離することに繋がらず感染拡大を防ぐことにならないからだ。
今、陰性証明書を経済活動に使いたいという要望が日本中に溢れている。その結果が1980円のPCR検査に繋がった。政府は、これに我関せずではなく、一体となって無症状者へのPCR検査を拡げ市中の無症状の感染者を見つけ隔離することで感染拡大を防ぐ方向に舵を切ってほしい。
市中の無症状の感染者をほったらかしにしておいて、人の動きを止めても、また動き出せば元の木阿弥になってしまう。自粛ばかり求められても、もう限界である。