2年8か月振りのモンゴル

弊社スタッフ2人がモンゴルから今週帰国した。2019年の10月に行ったきりだから、2年8か月振りに弊社のスタッフがモンゴルへ行ったことになる。まさか、こんなことになろうとは。

3年近く止まってしまったモンゴルが、実際のところどうなっているのか、細かな点まで確認しないとツアーが再開できない。一週間ほどの出張だったが、あれこれ分かってきた。ウランバートルの空港も昨年、新空港が開港になって使いやすくはなったが、チェックインには時間がかかっているので出国時は早目にショーアップしたほうがよさそうだ。モンゴルに入国する際は、何の制約もなくストレスなし。問題は日本へ帰国する際である。

日本の水際対策では、現在、相手国の感染状況や、今までの日本入国時の陽性率の違いによって青、黄、赤に色分けし入国時の検疫措置を分けている。つまり、以前から、相手国出国前72時間以内のPCR検査が陰性でないと日本へのフライトには乗れないが、日本入国時に陽性者が出ることから、陽性率が高い国はPCR検査の精度に疑問有りということになるというのだ。

モンゴルは青である。青ならワクチン接種証明書も、日本到着時の検査も隔離も不要である。ネパールは黄である。黄の場合でも、ワクチンを3回受けている接種証明書があれば、日本到着時の検査、隔離は不要になる。

今回スタッフが検査を受けたところ、朝受けて結果を受け取れたのは夜の11時。確かに、その日に結果が出たのではあるが、ガイドはやきもきしながら夜遅くまで拘束される。これでは堪らない。今後の様子を見ながらだが、もっとスムーズにできる検査機関を見つけたい。

帰国までに、スマホにMySOSのアプリをダウンロードし、PCR検査の結果も含め情報入力を済ませておけば、日本の空港でファストトラックが使えスムーズに帰国できる。しかし、スマホがないなどの理由でそれができない場合は、日本の空港に備えられたPCに情報を入力し結果をプリントアウトして入国手続きとなる。手書きは不可。スタッフ一人が、あえてこれを試してみたが、入力に時間がかかる上に、このPCの台数が少なくて長蛇の列になったそうだ。

現在、G7の中で入国前のPCR検査を要求しているのは日本と米国だけである。G7なみの水際和対策にすると岸田政権は明言しているが、アメリカが動かないと日本も動かないということのようだ。それでも、6/24にコロナ禍後、初のモンゴルツアーが出る。なんと2年3か月振りの海外ツアーである。ご参加くださるお客様に、心より感謝申し上げたい。

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