アッサラーム アレイコム!
先週に引き続きモロッコ出張中の中坪です。
北部の町シャウエンからカサブランカ、アルジャデーダ、サフィと海沿いを通り、マラケシュに到着しました。砂漠のイメージが強いモロッコですが、海沿いにも素敵な町がたくさんあります。アルジャデーダはポルトガルの支配下にあった町でリゾート地として夏はモロッコやヨーロッパの人々が多く訪れる町です。
サフィはフェズと並ぶ陶器の町で沢山の窯があり、多くのタジン鍋が売っていました。モロッコを訪れる度に、毎回タジン鍋は欲しくなるのですが稀に航空会社の係員によってはタジン鍋の手荷物持ち込み禁止する場合があり、二の足を踏んでしまいます。
山のように詰まれたサフィのタジン鍋
暑い時期にぴったりのスイカは夕方になると一つ10dhに値下げになります。
マラケシュ到着後、夜早速フナ広場へ出かけましたが、広場の様子が少し変わってました。今までは夕方から屋台を引いてお店の人達が次々とやってきたのですが、現在は椅子や屋台は置きっ放しにしているようで、昼間のがら~んとしたフナ広場を見ることができなくなっています。
夕方に屋台を引いて集まってくる光景は見ものでしたが、お店の立場になると毎日屋台を引いてくるのも大変だなと思ってしまいます。
夜のフナ広場 熱気ムンムンです。
昼のフナ広場は最近椅子とテーブルが置きっぱなし。
お昼は名物のタンジーヤとメシュウィとオリーブをそれぞれのお店で買って、ミントティーを飲ませてくれるお店に持ち込んで頂きました。メシュウィの羊肉もタンジーヤの牛肉もさすが専門店、絶品!
羊肉は、臭みもまったくなく美味しくいただけますのでオススメです。観光用のレストランではないので、綺麗さや快適さはありませんが、地元の人達の暮らしが見えたり職人が多いマラケシュで、なぜタンジーヤが名物となったのかが、食べることで感じることができますので、ぜひ日本の方にもトライしてもらいたいです。
■羊の丸焼きメシュウィについて:なにわ日記「フナ広場で食べた羊料理「メシュウィ」
熱々のタンジーヤが壺に入って並んでいます。
ホブス(パン)を使って手で食べるのがモロッコ流。
明日からは南部の町へ出発。今回の出張の移動距離は2000kmを超えそうです。今日も一日暑くなりそうです。日焼け止め、帽子、サングラスが手放せません。