トナカイに乗って森をキャラバン
トナカイはシカ科で唯一雄も雌も角を持ちます
風カルチャークラブ、2016/9/4(日)発の「タイガの森でトナカイ乗りキャラバン8日間 ─黄金に輝く秋のタイガを行く─」では、木々の葉が黄金に輝く秋のタイガの森を、トナカイに乗って、ゆっくりとした道行きで、のんびり写真などを撮りながらトレッキングします。
世に乗馬ツアーは数あれど、トナカイに乗って移動しながらのキャラバントレックは、恐らく日本初のツアーではないでしょうか。さらに、このツアーには、長年この場所をフィールドワークされ、現地の人々と強い信頼関係を築かれている、NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁの西村氏が講師として同行します!
ツァータンの故郷、フブスグル県
モンゴル北中部、ロシアと国境を接するフブスグル県。この地にはモンゴル語で“トナカイを飼う者”を意味するツァータン(又はツァーチン)と呼ばれるトゥバ人たちが暮らしています。フブスグル湖から西へ約90km、ツァガーンノール湖北西に広がる標高約2,000mのタイガで暮らすツァータンはトゥバ語を母語とし、主にシャーマニズム信仰を強く残すなど、同じモンゴルの中でも特徴的な伝統文化を持ちます。最近では金鉱山の採掘による土地荒廃の為、それまでの営地に留まれなくなるなどの大きな社会変化の中で、彼らは先祖からの伝統を受け継ぎ、タイガの森に暮らしています。
トナカイは大事な移動手段
2010年春生まれの仔トナカイ
子供の頃からトナカイに
囲まれる暮らし
キャラバンの道中には、今では少なくなった、伝統を受継ぐツァータンの一家も訪ね、交通手段や乳製品の源として欠かせないトナカイと共に暮らす生活を体験します。訪れるツァータンのお宅は標高2,000mほどのタイガにあり、アクセスは良いとはいえません。が、往復共に国内線を利用しできる限り移動の負担を軽くしていますので、本物のツァータンが暮らすタイガの森へ効率よく訪れたい方にはお薦めです。
トナカイと共に森で生きる
ツアーのポイント
同行講師:西村 幹也(にしむら・みきや) プロフィール
NPO法人北方アジア文化交流センター・しゃがぁ代表。文化人類学の知識を礎に、少数民族が暮らすモンゴル奥地までをフィールドワークの対象とし、その経験を論文や情報誌、コンサート活動、写真展など様々な媒体で発信し続けている。
HP NPO法人北方アジア文化交流センター・しゃがぁ
ツアー詳細はこちら
NPOしゃがぁ理事長 西村幹也同行!
【予告】2025/9/2(火)発 タイガの森でトナカイ乗りキャラバン11日間 ─黄金に輝く秋のタイガを行く─
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