添乗報告記●シャウエンから砂漠、そしてマラケシュへ　モロッコ周遊11日間

ツアー名：シャウエンから砂漠、そしてマラケシュへ　モロッコ周遊11日間
2024年11月7日（木）～2024年11月17日（日）
文・写真 ● 吉田　里菜（大阪支店）

今回は、アフリカ大陸にあるモロッコに行ってまいりました。ドバイ空港を経由して全体約20時間のフライトを経てカサブランカ空港へ。今回の記事では、空港から出て、どのようにして過ごしたかを書きました。SIMカードの値段やアルガンオイル等の料金を記載しているので、是非、ツアーに参加される際の参考にしてみてください！！
＊今回宿泊したホテルも一部紹介していますが、毎回ツアーで同じホテルを使う訳ではありません。ご旅行出発日2週間前に宿泊して頂くホテルが確定しますので、ご了承くださいませ。

モロッコ1日目

カサブランカ空港到着後、入国審査・両替・荷物のピックアップをしたあと税関を通過し、ガイドが待っているT2の出口から出ます。出てすぐのところに、風の旅行社の看板を持ったガイドが待っていますので、声をかけていざ車に乗って出発！

最初にハッブース街を徒歩で観光した後、クッキー屋さんに立ち寄ったよりクッキーを購入。近くのカフェに行ってミントティーと一緒に先ほど買ったクッキーを食べました。クッキーが甘くとても美味しかったです。ミントティーを一杯飲んだ後に、車で移動しモロッコ最大のモスクである、ハッサン2世モスクを観光します。


色鮮やかでとても美しかったです。観光後カサブランカにある、オウムパレスホテルに17：30頃チェックインしました。ホテルのコンセントはC型でした。お湯もしっかり出ていたので、長いフライトの疲れをシャワーを浴びてリフレッシュ！

19：30に再集合してみんなでホテル近くのレストランで夕食を食べに行きました。

ハリラやチキンのタジンとエビやイカ、魚の素揚げとパンを食べました。結構な量があり、皆さん満腹のようでした。21：00頃に食べ終えてホテルに帰りました。飲み物は各自でお支払いして頂くのですが、オレンジジュース1杯30DHで約480円です。他のジュースも大体30DHでコーラやスプライトは25DH（約400円）でした。

SIMカードが必要な人だけホテル近くの、小さなコンビニのようなお店に行ってSIMカードを買い、お店の人が携帯にSIMカードを入れてくれました。SIMカードの値段は、50DHで1DHが約16円だったので、約800円で買うことが出来ました。SIMカードは空港でもお店でも購入できるみたいなので、欲しい方は是非ガイドに伝えてください。

モロッコ2日目

6：30からホテルのビュッフェがスタート。皆さんもぞろぞろと来られパンや野菜、フルーツ、グリルチキンなどもありました。8：00頃に、シャウエンに向かってホテルを出発しました。

枕銭では20DHを置いておきました。

1時間半走った後に、ガソリンスタンド横のお店でおトイレ休憩をしました。トイレに入る際トイレ掃除をしている方に1DH支払ってからトイレに入りました。

ここのお店ではお菓子やアイス・ジュースなども販売しているため、カサブランカ空港で両替をしたお金を細かく崩されていました。アイスは約25DH（約400円）で売っていました。トイレ休憩をした後、再度車に乗って、12時頃にお昼ご飯を食べるレストランに到着。

建物は全部青く、外にはきれいな花が沢山咲いていました。ここでは、モロッコサラダと少し硬いパンとスープと人参、レモン、唐辛子、牛肉が入ったタジンとオレンジとプリンを食べました。

オレンジはレストランで取れたものらしいです。ご飯を食べ終わった後に山道をクネクネいった後、15：00頃、青の街シャウエンに到着しました。

先にリアドに向かってチェックインを済ました後にシャウエンを観光。

途中でその場で搾りたてのザクロジュースを飲みました。ザクロジュースを飲んだ後リアドまでの帰り方をガイドから教えてもらい、約2時間程度のフリータイムへ。皆さんシャウエンにある風景を写真に収めたり、マグネットなどを購入している方もいました。マグネットは約20～25DH（約320円～400円位）で売っていました。フリータイムを満喫して頂いた後は、リアドに再集合して近くのレストランへ。

ここのオーナーさんは日本に在住していたこともあるそうで、日本語もペラペラでした。ここのレストランの料理が一番おいしかったです。ご飯を食べ終わったらリアドに戻ります。暗くなったシャウエンもキラキラと輝いていました。

モロッコ3日目

8：00頃朝ご飯を食べて、荷物をまとめたらいざフェズへ。車を走らせて1時間後にトイレ休憩に行きました。トイレチップにここでも1DH支払いました。トイレ休憩が終わったら、車に乗って世界一複雑な迷路の街へ。

13：30頃フェズへ無事に到着。到着後、レストランへ。

お昼ご飯を食べ終わった後は、フェズの観光へ。道が迷路のように複雑で狭いためガイドを先頭に1列でついていきます。

最初に神学校のブー・イナニヤ・マドラに訪れます。その後、サウィア・ムーレイ・イドリス、カラウィンモスク、サファリ―ン広場を観光します。

フェズの観光が終わったら、陶器工房に行って陶器がどのようにして作られているのかを聞きます。説明を聞いた後ここでしか買えない陶器のショップに行きます。手のひらサイズのハート型の陶器は120DH(約1920円）手のひらサイズのラクダの形をしたものは250DH（約4000円）の物が置いていました。また、値段が書いていないものもあるので、お店の人にいくらか聞くようになっていました。

一通り陶器工房を満喫した後、明日から砂漠に行くため砂漠で飲む用のお酒を買いに行きました。ワインは47DH(約760円）のものや50DH（約800円）のものがおいてありました。

その後Dar el Makhzenの前で記念撮影後、イタリアン料理のお店に行きました。飲み物は、ハワイアンジュース（ファンタオレンジのような味）が20DH（約320円）で水が10DH（約160円）でした。

モロッコ料理だけでは、胃がもたれたり味に飽きて来たりすので、一旦味変ということでイタリアンのお店になりました。ピザもパスタもすごく美味しかったです。ご飯を食べたらホテルに行きチェックインしました。

モロッコ4日目

今日はついに砂漠に向かいます。6：30にホテルのビュッフェを食べた後。7：45にホテルを出ました。9：15頃に日本の軽井沢と言われているイフランに到着しミントティータイムとおトイレ休憩。

イフランは他の地域と違い寒い場所です。ひんやりとした風が少しだけ吹いていました。休憩が終わったらまた車に乗り込みメルズーカ（砂漠）に向かいます。

途中レストランにより、お昼ご飯を食べたのですが、このレストランの後ろにはリンゴ園があり、リンゴジュースやリンゴのケーキを食べました。甘くておいしかったです。また、このレストランの近くにバラが咲いていて、お店の人がお客様一人一人に配ってくれました。バラを持ちながら、いざ出発！

約2時間走らせた後に、カフェによってトイレ休憩を終えたあと、17：45頃宿泊予定の砂漠のテントに到着！

荷物を少し部屋におろした後にみんなで砂漠へ。

日が沈んでいくのを見ました。あの景色は忘れなれないぐらい綺麗で感動しました。その後、ミントティーとお菓子を食べ、自由に過ごされたあと、19：30から夜ご飯スタートしました。食べ終わると皆さん早くに休まれ、明日の朝3：00頃に起きて星の観察をするとおっしゃていました。

テント情報ですが、最近24時間電気が通るようになりました！コンセントはC型です。Wi-Fiもあるのですが激弱なので注意してください。

モロッコ5日目

皆さん本当に3：00か4：00頃に起きられて、ほしの観察をしました。満点の星空で、モンゴルで見てきた星とは全然違って見えました。

6：30から朝日を見にラクダに乗りました。外は寒く真っ暗の中でラクダに乗るので、ヘッドライトがすごく役に立ちました。いざラクダに乗って砂漠へ！約30分歩いて丘の近くまで行き、ラクダから降りて、丘の上まで歩いていきます。丘に登ったら記念撮影をしたり、お客様の中に太極拳の先生がいて砂漠の上で太極拳をしたりして、太陽が昇るのを待ちました。また、ベルベル人から聞いた話ですが、ラクダは40歳まで生きるそうです。今回私たちが乗っていたラクダは20歳・10歳・8歳・5歳で、途中20歳のラクダが誰にも気づかれずにゆっくり立ち上がって逃げようとしていました。5歳の一番若いラクダはずっと鳴いていました。ラクダが40歳まで生きるなんてびっくりしました。そうこうしているうちに7：48分ごろに、日の出が上がり始めました。こちらも昨日見た夕日の景色とは違って何とも言えない美しさでした。日の出が登った後は再度ラクダに乗って、テントへ戻りました。その後、朝ご飯を食べ、荷物をまとめていざ出発。次はトドラ渓谷に観光に行きます。

トドラ渓谷に向かっている途中に少しバスから降りて、オアシス展望に立ち寄って記念撮影をしました。今まで砂漠にいたので、久しぶりに見た森や川に感動しておりました。記念撮影したあと、約10分走らせた後にトドラ渓谷に到着。

沢山の外国人が観光していて、何名かの観光客が上を見あげて指をさしていたので、私たちも指差ししている方向に目をやるとヨーロッパ系の外国人が4名ロッククライミングをしていました。だいぶ上にいて写真で撮影するのは難しかったです。トドラ渓谷は川が流れているので、空気がひんやりしていました。トドラ渓谷にいく時には上から羽織れるものが必要！

トドラ渓谷を堪能したあと、車で10分いったところにあるレストランでハリラやオムレツタジンや鶏肉の串焼き等を食べました。鶏肉の串焼きは、香ばしくスパイスもかかっててすごく美味しかったです。

ご飯を食べたあとは、レストラン下にあるオリーブ畑を散策。ここのガイドが、草1本でラクダをつくってくれました。15：30頃解説が終わり、車に乗り込んで出発。

約1時間後バラの街にあるカフェでトイレ休憩。トイレが終わったら再度車に乗り込んでホテルに向かって出発。18：30ホテルに無事到着。

19：30頃ホテルののビュッフェをチーズグランやロールキャベツやグリルチキンなどを食べました。

ご飯を食べた後お客さんは、ホテルの近くのスーパーに行ったり、カスバを見に行っている方もいました。その後、各自ホテルに戻って休みました。

モロッコ6日目

朝７時からホテルのビュッフェを食べて、９時にはホテルを出発し約３０分後にはアイト・ベン・ハッドウに到着！

そこに住まれている方の家にお邪魔して、ミントティーを飲みました。その後、一番上まで行って、記念撮影をしました。頂上まで行くのに、約20分程度歩きました。頂上から見る景色は大草原でとても綺麗でした。


その後マラケシュに向けて移動しました。途中アルガンオイル工房に寄り、アルガンオイルがどのようにしてできるかを間近で見ることが出来ました。アルガンオイルの作り方を見た後、アルガンオイルのショップで買いものをします。ここでアルガンオイルの物を買うのをお勧めします！肌用のアルガンオイルは、180DH（約2880円）でリップクリーム80DH（約1280円）で石鹸10DH（約160円）でした。また、ハチミツも置いていて、150DH（約2400円）で買うことが出来ます！買い物が終わった人から、横のレストランでタジンとクスクスを食べたました。ここでも大量の料理が出てくるのですが、車酔いする方は、食べる量を少しにしてください。ご飯を食べ終わったら一番酔うクネクネ山道を通ってマラケシュに行きます。お昼ご飯を食べた後のクネクネ道は一番酔いますので、ご注意！

マラケシュに到着したあと、大型スーパーに立ち寄りました。果物や魚などもおいてありました。モロッコ産のチョコクッキーを紹介してもらいました。モロッコ産のチョコクッキー29DH（約470円）、クッキー30DH（約480円）、コーラ5～8DH（約80～130円）ミントティー約20DH（約320円）

その後、リアドに到着後荷物を整理して、いざマラケシュのフナ広場へ。フナ広場の屋台で夕ご飯を食べたあとモスクを見たり、おすすのレストランやデーツを購入できる場所を教えてもらいました。その後リアドに戻り皆さん疲れたのかすぐに部屋に戻られていました。

モロッコ7日目

今日は、午前中はマラケシュ観光して午後はフリータイム皆さん各自探検されていました。私は、数名のお客様と一緒に昨日ガイドから教えてもらったデーツを買えるお店に案内したり、お土産を購入されるのを手伝ったりしました。買い物を一通り終えて後、搾りたてのジュースをみんなで飲みました。ザクロジュース1杯20DH（約320円）オレンジジュースなども1杯20DHでした。モロッコの手のひら2つ分のサイズのラクダのぬいぐるみは、一つ80DH（約1280円）2つ一緒に買うと100DH（約1600円）で売っていました。

モロッコ8日目

今日もマラケシュで終日フリータイムで、オプショナルツアーに参加される方もいれば、自由に行動されている方もいました。私はオプショナルツアーに参加後、4名のお客様と一緒に馬車に乗りました。
デール1キロ60DH（約960円）、バブーシュ200DH（約3200円）、馬車約40分間チップ代も含め1台200DH（約3200円）でした。デーツは、500グラムか、1キロで購入するかのどちらかでした。

最後の晩餐は、皆さんと食べました。本当は昨日ベリーダンスを鑑賞しながら夕食でしたが、人が多かったので、日にちを変更して今日になりました。そのため、皆さんフリータイムを楽しまれ19時頃にリアドに集合し皆で仲良くレストランへ向かいました。レストランに来ている人たち皆さんで、一緒にダンスして楽しみました。また、今回参加されたお客様の中にお誕生日の方がいらっしゃたので、お祝いのケーキを一緒に食べました。夕食後、明日日本に帰国するので、早めにリアドに戻り休みました。

モロッコ9日目

朝7：30に朝ご飯を食べて、8：30にはリアドを出発しました。空港に向かう途中にガソリンスタンド横のカフェによってトイレ休憩。カフェのところにお菓子等が売っている所があり、残ったDHを使いきっていました。

このツアーは車移動が多いツアーにはなっているのですが、車で移動するからこそモロッコの色々な面が見れてすごく楽しかったです。マラケシュや砂漠やオアシスでは全然雰囲気が違うので、毎日多様な景色を見るからこそ飽きずに、刺激的な旅になりました。
皆さんも是非、モロッコに行って、ラクダや馬車に乗ってみませんか？