インドネシアのスラウェシ島内陸のタナ・トラジャには、今もトンコナンと呼ばれる伝統家屋があります。海から遠く離れた山中にあるのに、屋根は舟形をしています。祖先は海から渡って来たとか。その反り返った曲線はよそものを寄せ付けない威厳さえ感じる建物です。
たまたまその建築中に出くわしました。雨が降り出し作業は止まってましたが、今も木と竹だけで作っていました。隣には生活の大半をすごす普通の建物もあるので、トンコナン自体はもはや象徴的な意味あいが強くなってるのかもしれません。それにしてもお金と手間をかけてまでトンコナンを造り続けるトラジャの人々には興味惹かれます。
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