最近自宅で過ごすことが増えて、娘たちの工作好きに触発されて、私も何かやりたくなってプラ板作りや消しゴムはんこ等いろいろ手を出している今日この頃です。
もう少し何か実用的なものがやりたくなり、前から気になっていた「金継ぎ」の教室を見つけて先日参加してきました。モロッコやウズベキスタンをはじめ、素敵な色や柄の器が多く、旅行先で見つけて買ってくることがあります。どうしても割れたり欠けることがありますが、金継ぎという修理技法を使うと、また使えるようになるというのです!
漆と金粉を使った本継ぎは室町時代からある日本独自の手法だそうです。本継ぎだと時間と費用がそれなりにかかるということで、漆にかぶれにくくて、気軽にできる簡易金継ぎという方法を教えてもらいました。割れたり欠けたりした部分を接着し、きれいに削った後に、新漆を使ってヒビやカケの部分を模様のように残しながら修理します。
今回はウズベキスタンで購入した青がとってもきれいなお猪口くらいの小さな器を修理しました。割れてしまった部分を接着して、削って塗るだけの簡単な作業でしたが、金継ぎという方法があれば、割れるのを怖がらずに気に入った食器をどんどん使っていけますし、金継ぎをした部分が面白い模様となって、器への愛着がさらにわいてくるのが面白く感じました。
新しい趣味として、皆さんもいかがですか?!
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森 裕記2021.02.23 05:06 pm
宮内2021.02.23 11:56 pm