皆様は五右衛門風呂に入ったことはありますか?私は過去の一度だけ友人の山の家で入ったことがあります。
最近では滅多に入ることの無い五右衛門風呂ですが、実はネパールの標高1,450mmという、最高のローケーションにあるのです。
もともと五右衛門風呂は、釜ゆでの刑にされた大盗賊・石川五右衛門が名前の由来となっており、江戸時代当時、貴重品だった鉄をできるだけ節約するため木製の桶と組み合わせた形状のお風呂だそうです。
現在では、風呂釜全体が鋳鉄製の長州風呂のことを五右衛門風呂と読んでいるとのことで、ネパールの五右衛門風呂も木製ではなく鋳鉄製の五右衛門風呂です。
そんな五右衛門風呂に入りに1,650mのダンプス村にある「つきのいえ」ロッジへいざ出発です。
五右衛門風呂と聞くと、「浮き蓋」を沈めながら入るのでは?と思う方(私もそうだと思っていました)が、そのようなテクニックは心配無用でそのまま入れます。お湯につかって、薪の香りに包まれていると、身体も心も透き通っていくようです。お天気に恵まれたら、聖山マチャプチャレと、8,000m級のアンナプルナ山群を望むことができるなんて、ここでしかできない体験です。
皆様には、五右衛門風呂に浸かりながら、実際に山の景色をご覧いただきたいので、こちらには、あえて山の写真は載せていません。あしからずご了承くださいませ!
お風呂の後には心のこもった家庭料理!これまた絶品なんです。野菜の1つ1つの味が濃くて、食べると元気が湧いてきます。
標高1,650mで、ヒマラヤに抱かれゆっくりとした時間を流れを感じてみませんか?きっと忘れられない体験になることでしょう!