モンゴルの首都ウランバートルから車で約6時間の距離にあるウンドゥルシレット村。その村を流れるトーラ川の畔にあるツーリストキャンプ「リバーサイド」で滞在するコースに添乗として同行しました。私自身十数年ぶりのウンドゥルシレット再訪で、果たして前回と変わっているのか変わっていないのか、出発前からとてもワクワクしていました。
ここ数年のうちに、大型観光バスで古都カラコルム方面へ向かう観光客が増えているせいか、幹線道路沿いにドライブインが数か所できており、以前のように青空トイレをする機会は残念ながら(?)なし。モンゴル旅行の悩みの一つのトイレ事情は随分よくなりつつあります。
車が行き交う幹線道路を離れ、草原の道を約2時間。ようやくウンドゥルシレットに到着。リバーサイドもトーラ川も10数年前とまったく変わっておらずほっとしました。
今回は、乗馬以外にも熱気球や川下りなど様々なアクティビティが楽しめる内容のツアーでしたが、まず熱気球は滞在中ずっと爽やかな微風が吹いていてなんと全チャンス中止に(泣)。川下りも7月下旬に降った大雨の影響でトーラ川が増水しており中止。自然相手のことだから仕方ないとはいえとても残念でしたが、参加者の皆さんがそれ以上に楽しかったとおっしゃってくださり添乗員としてとても救われました。
川下りが中止になった分、予定よりたっぷり乗馬を楽しみました。トーラ川が一望できる丘へ登ったり、近くの遊牧民宅にお邪魔したり。見渡す限り大草原が広がる中の乗馬はやはり格別ですね。
前回の訪問と唯一変わっていたことがありました。現地スタッフの中に見覚えのある男性が。前回まだ若い少年だった彼ですが、滞在中乗馬スタッフとして同行してくれたり、羊を一匹捌いてくれたり、たくましくとてもシブい遊牧民に。久しぶりの再会にとても嬉しかったです!
トーラ川の流れのようにゆったりした時間が流れるリバーサイド。あっという間の5日間でしたが、どんなトラブルも前向きにとらえて、モンゴルを楽しんでくださるお客様に恵まれ、素敵な旅になりました。また近いうちに訪れたい場所です!