添乗ツアー名 ●ヒマラヤ展望のんびり湯ったりハイキング6日間
2024年12月30日(月)~2025年1月4日(土)
文・写真 ● 𠮷田里菜(大阪支店)
今回は、トレッキング初心者の方でも体力があれば参加することができる、<ヒマラヤ展望のんびり湯ったりハイキング6日間>に同行し、年末年始をネパールでのんびり過ごしてきました。私も登山の経験が少なく、毎日1時間程度家の周りを歩く程度だったため、「体力がなくて歩けないのではないか」と心配していましたが、全く問題なく歩くことができました。
トレッキング初心者でも参加できる?
このツアーに興味をお持ちのお客様からは、「あまりトレッキングをしていない人でも参加できますか?」といったお声をよく耳にします。そこで、私が実際に歩いた道の写真などを使い、どんな感じだったか紹介します。ご参加をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
1日目のハイキングコース
最初は、国内線でポカラに飛び、ポカラの空港から車で約1時間ほど移動してカーレというポイントに到着します。ここからハイキングがスタートし、初日に宿泊する「オーストラリアンキャンプ」を目指します。
スタート時は平坦な道が続きますが、足元には石が多く、つつまずかないよう注意が必要です。
途中に休憩場所もあり、休憩しながら登りました。カーレから「オーストラリアンキャンプ」までは約1時間ほどで行くことが出来ました。登っている時は石段ばかりでしんどくなるのですが、キャンプに到着すると感動で疲れは一気に吹き飛びました。今回は30代~70代と幅広い年代の方が参加されましたが、70代の方が最も元気に登られていたのが印象的でした。このツアーでは年齢はほとんど関係ないようです。
「オーストラリアンキャンプ」はツアー中で最も標高が高い場所にあるため一番寒かったですが、日本よりは暖かく感じました。
ここでは、ベッドの上に寝袋を敷き、湯たんぽを貸してもらって寝袋の中で眠りました。そのおかげで快適に過ごせました。シャワーは外に設置されているガスボンベ式の設備を使いますが、お湯が出ない場合もあるため、風邪を引かないよう、ここではシャワーを我慢し、翌日訪れる「つきのいえ」の露天五右衛門風呂を満喫するのがおすすめです。
翌日、2025年1月1日は、朝6:40に集合して全員で初日の出を見に行きました。雲や霧が少なく、山も初日の出も美しく見ることができました。また、標高の高い場所から見て気づいたのですが、ポカラ周辺には濃い霧がかかっていました。国内線が視界不良で遅延する話を耳にしたことがある方も多いと思いますが、あの景色を見て納得しました。今回のツアーでも国内線が約4時間遅れ、空港で待機する事態に。国内線に乗る際は暇つぶしグッズをお持ちになることを強くおすすめします!
空港内ではジュースやお菓子、ミックスジュース、チキンバーガーなどが販売されていました。ここで食べたハンバーガーとミルクティーは非常に美味しかったです。
2日目のハイキングコース
2日目のハイキングコースは「オーストラリアンキャンプ」から「つきのいえ」へ向かう道のりです。1日目と違い、石段を上らず下るだけなので無理なく歩け、周囲の景色を楽しみながら進むことができました。途中では水牛が寝ている姿を見かける場面も。1匹だけじっと私たちを見つめている水牛がいて、とても可愛らしく癒されました。
約2時間の道のりを経て、「つきのいえ」に到着。到着後は椅子に座ってお茶を楽しみました。ここでは露天五右衛門風呂に入り、ふかふかのベッドでお休みいただき、疲れをしっかりと癒やせます。また、夜には美しい星空も堪能できました。「つきのいえ」は他の観光客に邪魔されることがなく、のんびりとリフレッシュできます。
3日目のハイキングコース
3日目のコースは「つきのいえ」から「はなのいえ」への移動です。このコースもほとんど平坦な道が続き、一部に石段を下る場所がある程度です。山中で生活する人々の暮らしを間近で見ながらハイキングを楽しみました。
「はなのいえ」は広大な敷地を持ち、水牛やヤギ、蜂を飼育し、野菜も栽培していました。敷地内は見どころが多く、私も30分ほどかけてじっくりと探検しました。皆さんも訪れる際には、ぜひ敷地内を散策してみてください!
まとめ
今回のツアーでは1日目の石段が少しきつかったものの、2日目と3日目は景色を楽しみながらゆったりと歩くことができました。トレッキング初心者の方にもおすすめできるコースです。ぜひ、ネパールで初めてのトレッキングやハイキングを体験してみてください!
のどかな山村と好展望地を巡る
出発日設定2024/01/01(水・祝)~2025/04/28(月)
ご旅行代金318,000円~378,000円
出発地東京、大阪