プリスビーよりナマステ 震災孤児への支援をしています

支援物資を渡したプリスビー(右)
支援物資を渡したプリスビー(右)


7月7日、バクタプルのティミにあるSOS Children’s Village Nepalへ支援物資を寄付して来ました。

SOSと言うのは世界的に活動しているNPOで、本社はオーストリアにあります。1986年にティミで始まったSOS Children’s Village Nepalは、今現在ネパール全国で9ヶ所にあり、困っている子供たちを預かって育てたり、自分の学校で教育を与えたり、他の学校に通わせる以外にも職業訓練などをしたりしています。

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私たちが支援しているティミのSOSには、広い敷地内に学校、オフィスや子どもたちが住む建物があります。その内子供たちが住む建物は16軒ほどあり、それぞれの家には、0才から16才くらいまでの子どもたちが、10~12人ぐらいずつに分けられて兄弟のように生活をしています。各家には、お母さんの役割をする女性が1人ずついて、子どもたちの世話をしながら一緒に家族として生活をしています。

緑が多く広大な敷地を持つティミのSOS
緑が多く広大な敷地を持つティミのSOS(クリックで拡大)

子供たち10~12人くらいが生活する建物
子供たち10~12人くらいが生活する建物(クリックで拡大)


10年生を卒業した子どもたち(17才以上)は、別のところでSOSが運営する寮に移り、短大や大学へ通います。そこを卒業してからは、それぞれ仕事を見つけて独立して、新しい人生を始めることになるそうです。とても素晴らしいシステムだと感心させられます。今現在、SOSネパールは全国で1,500人ぐらいの子供たちを預かっているようです。

陶芸を教わっている生徒たち
陶芸を教わっている生徒たち(クリックで拡大)

PCの勉強中、ゲームに熱中している子供
PCの勉強中、ゲームに熱中している子供(クリックで拡大)


まだはっきりしていませんが、この間の震災の時、全国で両親を亡くした子供たちは、今現在のデータでは80人ぐらいだそうです。まだ報告が届いていない事もあるでしょうから、しばらくしたらこの数はもっと増えるだろうと思われています。

震災で両親を亡くした子供80人の内、ネパール全国のSOSで32人を預かっているそうです。今の所、ティミのSOSには9人いるそうです。私たち風の旅行社は、みなさまから預かっている支援金の一部を、震災で親を亡くした子どもたちや困っている子どもたちのための奨学金としても使わせて頂いています。

今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

プリスビー シュレスタ

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4.25 ネパール大地震
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