2022年8月末にはじめて乗ったネパール航空。私の感想は「ごくごく普通」といったものでしたが、茶色ばっかりの機内食には少し辟易したものでした。
この度、1年ちょっとぶりに成田⇔カトマンズ線へ搭乗する機会があったので、あらためて最新版の機内サービスについてレポートします。昨年、現地支店を通じてネパール航空へ伝えた意見はどの程度反映されているのでしょうか?
テイクオフ後、1時間半ほどして配膳された機内食がこちら。
茶色……!
そして、カトマンズ到着前にサーブしてくれたのがこちら。
THE・茶色……!
日本でも“茶色い食べ物はおいしい”という食いしん坊信仰(?)がありますが、それにしても彩りが足りなくはないでしょうかね。
ただ、昨年と比較してサービスが向上したと思われる部分もありました。1枚目の画像を「引き」で見てみると……。
じゃん。飲み物にビールやワインを選べるようになりました!
昨年はソフトドリンクしかチョイスできなかったため、あくまで仕事とはいえつまらない思いをしたものです。欲を言えばネパールのビールを飲みたいところですが、機内でアルコールを楽しめるようになったのは大きな進歩だと言えるでしょう。
ちなみに、深夜発の復路便も機内食は茶色一色でした。カトマンズ空港のラウンジでは種類の豊富なビュッフェを食べられますので、プライオリティパスなどアクセスできるカードを作っておくと「吉」です。
10月初旬という旅行シーズンにはちょっと早い時期だったこともありますが、往復とも搭乗客の90%以上はネパール人のようでした。日本人好みの機内食を期待するには、もうしばらく時間がかかるのかもしれませんね。
なんにせよ、ネパールと日本とをつなぐ唯一のノンストップフライトであるネパール航空。今後の発展にますます期待しています。