サウジアラビアのみどころ紹介

サウジアラビアの面積は215万平方キロメートル。日本の約5.7倍です。

私たちの想像するサウジアラビアは、砂漠に覆われているというイメージです。しかし、実際に行ってみるとこの国の自然・地理は多種多様。緑に覆われた山岳地帯もあれば、北東部はペルシャ湾、南西部は紅海に面しています。荒涼とした大地に突如現れるオアシスも旅の印象を豊かにしてくれます。

陸路で旅をすると、サウジアラビアの様々な表情を見ることができます。山岳にも、海辺にも、砂漠も、オアシスにも自然と共存する人の暮らしがあります。今回は以下のツアーで訪れる主なみどころを簡単にご紹介します。

リヤド~ハイール~サカカ~マダインサーレ~メディナ~ヤンブー~ジェッダ周遊

知られざるサウジアラビア~歴史散策11日間/北西部編

8名催行英語ガイド添乗員

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2025/1月下旬 要問合せ 東京 要問合せ
2025/1月下旬 要問合せ 大阪 要問合せ
サウジアラビアはつい最近、やっと観光旅行が解禁された国です。古代からイスラム教の黎明期から現代に到る歴史の証人である遺跡や史跡、ランドスケープ、そして建築や食べ物など、新鮮な印象を受けることでしょう。

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サウジアラビアの首都 リヤド

サウジアラビアの首都でリヤド州の州都です。金融とビジネスの中心地として繁栄し、文化が現在進行形で成長している現代的な大都市。歴史豊かな都市であり、数多の砦、宮殿、博物館、そしてカラフルなスークがあります。歴史や伝統を守りながら近代化が進む、現在進行形の歴史を刻む首都です。

主な見どころ

  • 歴史・民俗資料が豊富:国立博物館
  • 近代の国王の暮らしの一端に触れる:ムラバ宮殿
  • サウジアラビアの建国の舞台:マスマク砦
  • 衣類や骨董品、香水や宝石を売る伝統的な市場街:スーク
  • リヤドの街を俯瞰:スカイブリッジ展望台
  • サウジアラビア発祥の地のひとつ:ディルイーヤのツライフ地区
国立博物館_ナバテア人の文字の復元

国立博物館_ナバテア人の文字の復元

始祖王アブドゥルアズィーズ・イブン・サウードゆかりのムラバ歴史宮殿

始祖王アブドゥルアズィーズ・イブン・サウードゆかりのムラバ歴史宮殿

現王室発祥の地と言えるマスマク砦

現王室発祥の地と言えるマスマク砦

キングダムセンターのてっぺんがスカイブリッジ

キングダムセンターのてっぺんがスカイブリッジ

夕暮れのディルイーヤのツライフ地区

夕暮れのディルイーヤのツライフ地区

カスィーム州の州都 ブライダ

リヤド州に隣接するカスィーム州の州都がブライダです。サウジアラビアの、アラビア半島の中心部に位置する都市で、砂漠に面しています。ブライダでは郊外のウナイザにあるアル=バッサム・ヘリテージハウスが見どころ。日干レンガや木で建てられた建物から、カスィーム州の文化に触れられます。

ハーイル州の州都 ハーイル

カスィーム州を通り抜け北上するとハーイル州に入ります。州都であるハーイルは、標高1,400mのアジャー山と標高1,100mのサルマー山の山麓にあり、メッカ巡礼・隊商ルートの宿場として栄えました。

主な見どころ

  • ゆたかな水を讃えた人造湖:アル=サムラー公園
  • 地域の文化や考古学資料に関する展示:アジャ&サルマー博物館
  • ハーイル地方の岩絵を構成する世界遺産:ジャバル・ウンム・シンマン
ハイル地方の典型的な民家を転用した『アジャ&サルマコーヒー館』

ハイル地方の典型的な民家を転用した『アジャ&サルマコーヒー館』(写真提供:88 Destinations)

砂漠化する前のサウジアラビアを知ることができるハーイル地方の岩絵

ハーイル地方の岩絵を構成するジャバル・ウンム・シンマン

1万年以上の歴史を刻み、砂漠化する前のサウジアラビアを知ることができるハーイル地方の岩絵

1万年以上の歴史を刻み、砂漠化する前のサウジアラビアを知ることができるハーイル地方の岩絵

遺跡・史跡の宝庫 アル=ジョウフ(サカカ)

ハーイルに隣接するジョウフ州は遺跡・史跡の宝庫といっても過言ではありません。この地方はアル=ジョウフという別名でも知られています。州都はサカカで、4,000年以上の歴史を持つと言われています。

主な見どころ

  • 粘土と石で伝統の建築様式で築城された古代の城塞:ザーバル城
  • 古代都市ドゥマト・アル・ジャンダルの中心:マリード宮殿
  • 不思議な立石が深い印象を刻む6000年前の遺跡:ラジャジェルの柱
井戸を有する難攻不落の名城ザーバル城(アル・ジョウフ)

井戸を有する難攻不落の名城ザーバル城(アル・ジョウフ)

古代都市ドゥマト=アル=ジャンダルのオマール・モスクとマリッド城

古代都市ドゥマト=アル=ジャンダルのオマール・モスクとマリッド城

謎だらけのラジャジル石柱(アル=ジョウフ)

謎だらけのラジャジル石柱(写真提供: 88 Destinations)

サウジアラビアを代表する観光地 マダインサーレ

サウジアラビアを代表する観光地であるマダインサーレ(マダイン・サーレハ)は、『アル=ヒジュルの考古遺跡』または『ヘグラの考古遺跡』とも呼ばれています。岩だらけの大地に残る都市遺跡は、この地で活躍した交易の民ナバテア人が紀元前1~紀元後1世紀にかけて建設したとされ、ナバテア人の都市遺跡としては、ヨルダンのペトラに次ぐ規模を誇っています。大きな岩に掘られた横穴墓が印象的で、巨象のような姿をしたエレファント・ロックも人気です。

古代の交易の民ナバテア人の墓標が点在するマダインサーレ

古代の交易の民ナバテア人の墓標が点在するマダインサーレ

マダインサーレの人気者『エレファント・ロック』

マダインサーレの人気者『エレファント・ロック』

奇岩怪石の種類が豊富 アル=ウラ

アル=ウラは、マダインサーレの観光基地とされています。しかし、考古学的に重要な遺跡が数多くあり、最近ではマダインサーレとアル=ウラの遺跡群の両方を訪れる人も少なくありません。奇岩怪石の種類の豊富さではマダインサーレに負けていません。

主な見どころ

  • 古代都市ダダンの“野外図書館”:イクマ山
  • 周辺の文化を吸収して発展した:ダダンのオアシス
  • 高貴な人の墓と思われる:ライオンの墓
  • 巡礼路の宿場:アル=ウラの旧市街
  • 虹のような形状のアーチが美しい:レインボーロック
荒涼とした乾燥地帯でほっとするオアシス

荒涼とした乾燥地帯でほっとするオアシス

高貴な人が葬られたと考えられる横穴墓『ライオンの墓』

高貴な人が葬られたと考えられる横穴墓『ライオンの墓』

『ライオンの墓』と横穴墓群

『ライオンの墓』と横穴墓群

イスラム教第二の聖地 マディナ(メディナ)

預言者ムハンマドゆかりの地であり、イスラム教第二の聖地といわれているマディナ。ここを訪れたら、巡礼の列がとぎれることのない預言者のモスクの外観を見学しましょう。つい最近まで外観すら見ることが許されなかった聖地です。

紅海交易の中継点 ヤンブー(メディナ)

紅海交易の中継点として活躍するヤンブー。最近では珊瑚礁に集まる魚を見るためにダイビングに来る人も少なくないとか。古くから交易で栄えていた港町らしく、木製の飾り窓を持つ古い建物が残っています。ナイトマーケットでは古い建築などを見ることができます。

アラビアのロレンスも寓居したヤンブー歴史地区

アラビアのロレンスも寓居したヤンブー歴史地区


ヤンブーに残る出窓の美しい伝統家屋

ヤンブーに残る出窓の美しい伝統家屋

古い歴史と昔の交易の中継点 ジェッダ(メディナ)

ジェッダ(ジッダ)は紅海に面した港町で、古い歴史と昔の交易の中継点の面影を残しています。俗に『ジェッダの旧市街』と呼ばれる地区は、メッカの玄関にあたる歴史都市として観光客に人気。また巨大な噴水や国旗なども見られることでしょう。

メッカの玄関にあたる歴史都市ジェッダ【世界文化遺産】

メッカの玄関にあたる歴史都市ジェッダ【世界文化遺産】


ジェッダのスーク

観光が解禁されたばかりのサウジアラビア。今ならば、新しい発見があり、メディアにまだ取り上げられていない体験ができるかもしれません。

※リヤド、ジェッダ以外の写真はサウジアラビア政府観光局および現地旅行会社のご協力によるものです

リヤド~ハイール~サカカ~マダインサーレ~メディナ~ヤンブー~ジェッダ周遊

知られざるサウジアラビア~歴史散策11日間/北西部編

8名催行英語ガイド添乗員

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
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サウジアラビアはつい最近、やっと観光旅行が解禁された国です。古代からイスラム教の黎明期から現代に到る歴史の証人である遺跡や史跡、ランドスケープ、そして建築や食べ物など、新鮮な印象を受けることでしょう。

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