添乗報告記●紅葉のパタゴニア・バックパッカープラン14日間（2024年4月）

添乗ツアー名 ●紅葉のパタゴニア・バックパッカープラン14日間
2024年4月25日（木）～5月8日（水）
文・写真 ● 小林勝久（東京本社）

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2月に催行したパタゴニア・バックパッカープランの秋の紅葉バージョン！今回は夏と違い季節が秋だったため、日照時間が短くトレッキング内容が変わったり、チャルテンでは予想外の大雪に見舞われたりと夏の時期よりベストな状況ではなかったですが、アルゼンチンのペリトモレノ氷河では紅葉した木々と青い氷河とのコントラスト、フィッツロイトレッキングでは思いがけずの美しい雪景色や紅葉とのコラボ、また、チリのパイネ国立公園では雪化粧したクエルノスやパイネグランデの美しい岩山やグレイ湖畔の紅葉ハイキングなどこの時期ならではの楽しみ方を体験できました。

オレンジと青の共演　紅葉とペリトモレノ氷河

アルゼンチン・パタゴニアの最大の見どころの一つがぺりモレノ氷河。パタゴニアの玄関口・カラファテから約2時間ほどの場所にあり、この時期ならではの風物詩として南極ブナの紅葉があります。ペリトモレノ氷河周辺には南極ブナが多く生息し、4月末前後には黄色、オレンジ、赤と様々な紅葉した木々が氷河の周辺を彩り、青く輝く氷河とのコラボレーションが楽しめます。丁度、私たちが訪れた時は黄色からオレンジ色に変わり始めており、青い氷河とのコントラストがとてもきれいでした。

紅葉と雪化粧のパイネ国立公園

パタゴニア最後の名所、国境を越えてチリのパイネ国立公園へ。こちらは雪こそ積もっていませんでしたがクエルノスやパイネグランデといった岩山は雪化粧し、夏とはまた違った美しい景色が広がっていました。また、公園内のあちこちで紅葉が広がっていて、特にグレイ湖畔の森では黄色、オレンジ、赤といった紅葉が見られ、その中をハイキングしながら景色と共に満喫しました。フィッツロイでは思いがけずの雪景色でしたが、パイネ国立公園ではこの時期らしい紅葉のハイキングが楽しめました。

♪ ああフィッツロイ街道・冬景色～♪

アルゼンチンパタゴニアのハイライト・フィッツロイトレッキングで有名なチャルテンへ。紅葉のトレッキングを行うはずが予想外の大雪に！トレッキング前日から雪が降り積もり、当日は雪が止んだものの、トレッキングルートは見事に雪景色へと変わっていました。トレッキングルートも途中から膝ぐらいまで高さになり歩きづらくなったため、ガイドの提案でショートコースに変更をしました。残念ながらこの日のトレッキング中にはフィッツロイを見る事は出来ませんでしたが、新雪の美しい雪景色と紅葉した木々とのコラボレーションも見る事が出来ました。でも、やはりフィッツロイを見ずしてこの旅は終われません！翌日は晴れ予報という情報をキャッチし、帰りの送迎時間を交渉し1時間遅らせ、見事な朝焼けのフィッツロイを見ることが出来ました。参加者の皆さまも念願のフィッツロイを最後の最後に満喫することが出来ました。

やっぱりグルメ三昧の日々

このツアーはパタゴニアの素晴らしい景色を堪能するだけでは終わりません。自称”グルメ”添乗員の私・小林は美味しい料理やワインにも目がなく、2月のツアーに引き続き選りすぐりのレストランへ皆様をご案内しています。このツアーの一番の特徴はパタゴニア旅行の経験がある添乗員の裁量でアレンジをしていることです。そういう意味ではこの食事面が一番の個性を発揮しているかもしれません。肉料理、魚料理、イタリアン（パスタやピザ）など今回も様々な料理を食べましたが、パタゴニア名物のコルデロ（羊の炭火焼）そしてアルゼンチンワインが特に美味しかったです。パタゴニアの絶景と共にとても良い思い出となりました。

<今回の報告記でご紹介した最新版はこのツアー>

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